横浜ビー・コルセアーズのポイントガードとして活躍する河村勇輝選手は、バスケット界での急速な昇進が注目されています。
先日（2023年8月・9月）に行われたFIBAワールドカップでの輝かしいプレイで日本代表選手としての実力を見せつけました。
来る2024年のパリオリンピックでもその活躍が大きく期待されています。
河村勇輝選手の誠実で力強いプレーを見ると、どんなご家庭で成長されたのか気になりますよね。
この記事では特に河村勇輝選手と実の父親の言葉がインタビューを通して、彼のキャリアと人生どれほどの影響を与えているのかまとめてみました。
河村勇輝の父親を語るインタビューから「一流の選手である前に一流の人間であれ」
河村選手が父から受け継いだ言葉、『一流の選手の前に、一流の人間であれ』。
これは単なるスポーツにおける成功を超えた、人としての成長を求める言葉であり、河村選手の人生観にも影響を与えているようです。
すごいにゃスポーツでは技術だけでなく、人間性も大切ですよね。
特にチームスポーツでは、信頼や尊重が勝利の鍵。
プロ選手の言動はファンや後輩に影響を与えるので、人としての質を高めることが必要不可欠です！
河村勇輝：コートに入る際の「一礼」
コートに入る際の一礼は、父（両親）からのアドバイスから始まった習慣だそうです。
『コートに入れることは当たり前ではない、入れない選手もいるし、日々の積み重ねの結果でもある』
だからこそ、それを自覚して全力で戦うことを自覚しての一例だそうです。
河村勇輝がコートイン時に深い一礼をする理由。@KawamuraYuki @b_corsairs#FIBAWC #AkatsukiJapan #日本一丸 #Bリーグ pic.twitter.com/5MuIFV0vxI
— B.LEAGUE（Bリーグ） (@B_LEAGUE) August 28, 2023
両親の影響は大いにありますね。
実は、コートに入る際の一礼も両親からのアドバイスで始めたことなんです。
かねてから自分もプレイ以外にコートでなにか表現をしたいと思っていたので、すんなりと両親の言葉を受け入れることができました。
出典：mamastaセレクト
すごいにゃ子育ては親と子の相互の関係性が重要。
河村選手のご両親は愛情と厳しさの中で、彼の感じることや考えを大切にしたのだと思います。
子供の声を真摯に受け止め、理解しようとする姿勢が、強い絆を生む鍵ですもんね。
河村勇輝の家庭の教育方針は「勉強第一」
両親が教師をしていたこともあり、河村勇輝選手のご家庭の方針は「勉強第一」。
スポーツや部活はあくまで勉強の「付属」。
勉強をおろそかにしたことはなく、バスケットボールに打ち込みつつも、勉強第一で頑張ったそうです。
河村が入学したころの柳井中バスケ部は、県大会で1〜2回勝てるくらいの実力のチームだった。
父は同中の教員で、バスケ部の顧問。
学校生活も部活も気が抜けない環境で、河村は1年生のころからスタメンとして試合に出場しつつ、週に3回学習塾に通い、学校のテストでは200人程度の同級生の中で1ケタ台の順位をキープしていた。
塾がある日の就寝時間は23時ごろになり、翌日は7時前から始まる朝練に参加しなければいけない。
「ギリギリまで寝ようと思ってたんですけど、親に早めに起こされて……。めちゃくちゃつらかったです」と苦笑いで振り返った。
出典：asics Top Level Blog
部活動で日本一になることでなく、バスケと勉強を両立することが目標でした。
姉たちが通う地元の進学校に入って、教育系の国立大学に進学して、体育の先生になりたいと思っていたんです。
出典：asics Top Level Blog
すごいにゃスポーツ選手としての成功はもちろんのこと、一流の人間としての成熟や節度ある行動は、その後の人生や社会での立ち振る舞いにも影響を及ぼすもの。
河村選手が勉強に励む姿勢を崩さなかった背景には、スポーツだけではない、人としての一流を目指す意識や価値観が根付いていたと考えられます。
やっぱりお父様からのアドバイスがあったからこそでしょうね。
河村勇輝が父親から影響を受けたバスケットの魅力
河村勇輝選手の父親はNBAの大ファン。
物心がついた頃は日常の一部だったそうです。
初試合でバスケの展開の早さに惹かれて一気にのめり込みました。
最初はシュートが好きでしたが、父からマイケル・ジョーダンや田臥勇太選手のプレー映像を観せてもらううちにパスやアシストに魅了されていき、体が小さい自分はやはりポイントガードで勝負しようと思いました。
出典：MENSnonno
河村勇輝選手の両親は常に努力できる環境を与えてくれたそう。
充実した勉強ができるように、十分なものを用意し、さらに、庭にバスケットゴールを設置するなど、バスケットボールに集中できる環境も整備してくれたそうです。
すごいにゃ勉強ばかりではなく、大好きなバスケットも思い切りできるようにしてくれる環境は素晴らしい！
また父親からの影響でバスケットが大好きだなんて…。
お父様も本当に嬉しいのではないでしょうか。
河村勇輝がプロに向け大学中退：父親からの厳しい言葉とは
「日本代表を目指し、早くBリーグで結果を出したい」という河村勇輝選手は決意したそうです。
身長172センチという小柄な体型での限られた競技時間を意識し、大学2年での中退を考えました。
>トム・ホーバス「クールな選手は要らない！ハングリーな選手が欲しい！」
この重大な決断を両親に伝える際、父からの「ちゃんと自分で責任を取れるなら…」という言葉は、一見厳しくも愛情を感じるものであったそうです。
河村選手は、その言葉を背中を押されるように受け取り、プロへの道へと進みました。
その気持ちがないとプロでやっていけないと思ったし、それこそ日本代表になるにはそれ相応の覚悟が必要。背中を押されましたね。
出典：中日スポーツ
すごいにゃ河村選手はBリーグでプロとして活躍し、そしてFIFAバスケットワールドカップ2023でも大活躍しました！
パリオリンピックの切符も手に入れ、ますますの活躍が期待されます！
まとめ
河村勇輝選手は、父親の深い愛と指導を受けて成長しました。
家庭では「勉強第一」の教育方針を従順に受け入れ、誠実に取り組み、また大好きなバスケットにも真剣に向き合える環境を与えられました。
河村勇輝選手の父親が語る言葉はインタビューを通して息子への深い愛を感じることができます。
その言葉が河村勇輝選手をプロとして、日本代表として、成長させたのでしょう。
これからの活躍も心から期待します！
