「褒めるひと褒められるひと」第3話が始まりました。
このドラマの主人公である市川さんはおもちゃメーカー「オトワヤ」の総務で働いています。
雑務が多い総務部はなくてはならない部門だけれども、いまいち評価はされず、何をしても「当たり前と思われているのが辛いところ。
真面目に頑張る市川さんは、ふと「褒められたい」という言葉を小さく吐き出してしまいました。
それを聞いていた同僚の坂東さん。
彼は市川さんを褒めることに使命を持って「褒めるキャンペーン」を開始。ちょっと変わった褒め方なのでイマイチしっくりこないところ。
そんな坂東さんと「猫の餌付け犯」を見つけるべく奔走する市川さん。
この「褒めるひと褒められるひと」第3話の内容をネタバレや感想を交えて今回もお伝えしていきます。
坂東さんは市川さんにどんな褒め言葉を使うのか、楽しんでくださいね!
【褒めるひと褒められるひと】第3話 ネタバレ感想:誉められる事は必要?
猫の餌付け犯人がなかなか見つからず、
「三日後の金曜日までに犯人を見つけ猫の餌付けをやめさせること。
さもなくばSNSで糾弾しオトワヤ商品の不買運動を起こす。」
という脅迫文の期限が近づいています。
▶️「褒めるひと褒められるひと」猫の餌付け犯人を探す桃太郎の市川さん!
責任を感じる坂東さんですが、市川さんの名案で犯人探しをしながら近隣の皆さんに謝って回ろうということになりました。
申し訳ございません
もう少しお時間をください
近隣住民の方に謝罪をし頭を深々と下げる2人。
坂東さんはいつまでも深々と頭を下げる市川さんを見つめるのでした。
市川さんの謝罪の姿がまるで数字の【7】ななみたい
市川さんと坂東さんは行きつけの店で休憩を取っていました。
それにしても仕事とはいえ、さすがにしんどいですねぇ。
僕らが謝ることで、皆さんの気持ちが収まるならいいと思いますけど。
それに今日の市川さんの姿勢、すごく良かったと思います。
背筋といい、下げる頭の深さといい、腰の角度といい。
かっこよかったです。
数字の7(なな)みたいで。
なな?
市川さんが7(なな)になったおかげで住民の皆さんの怒りはかなり治ったと思います。
本当に、良い7(なな)でした。
本当に、ありがとうございます。
いや、そこを褒められても、なんと言ったらいいか…
それに別に私、7(なな)になってませんし。
なってましたよ
なってません!無理やり褒めなくても良いですから。
無理やりなんてとんでもない!写真に収めたいぐらい7(なな)だったんですから。
マスター:お待たせ〜
(お汁粉を運んできてくれました)
特別頑張ったみたいだから、オマケ!
聞こえたよぉ。7(なな)になったんだってぇ。
なってません!!
ムキになる市川さんにマスターと坂東さんが唖然。
市川さんも思わず「ごめんなさい!」
市川さん、とりあえず午後もがんばりましょう。
乾杯。
お汁粉で2人、乾杯するのでした…
市川さん限定「坂東一の褒めに関するアンケート」
坂東さんは市川さんを褒めるのが楽しくなってきてしまったようです。
ただ、あまり市川さんに受け入れられていない事がわかり「アンケート」を作成。
坂東一の褒めに関するアンケート。
いつも褒めさせていただき、誠にありがとうございます?
よろしければ以下のアンケートにお答えください…?
- どんな時に褒められたいと思いますか?
- 褒められたらどのような気持ちになりますか?
- そのほか、坂東の褒め方について思うことがありましたらご自由にお答えください。
尚、回答は無記名です。
正直なご意見、お待ちしておりますって、私にしか渡していないでしょう!絶対!!!!
市川さんの様子がおかしいのに気づき「どうしたの?」と近づく小佐川さんもうまくかわすのでした。
**********
自宅に帰り、冷静にアンケートに記入しようとするのですが思うように記入できず、そんな時に田舎のお母さんから小包が到着。
楽しみに開けた小包の中には孫の手が…
いつか坂東さんが言っていた「市川さんの手、いや市川さん自身が孫の手なんですよ。」
という言葉を思いですのでした。
▶️「褒めるひと褒められるひと」第1話:市川さん自身が孫の手!
小佐川さんはなんと言っても「ガキ大将」褒められないが黙々と仕事をこなす人
とあるひとときの総務部オフィス。
小佐川さんが他の部署の吉田さんに時間ギリギリの仕事を依頼され怒っています。
(期限が今日だってことを忘れていたとか、、、)
吉田さん、総務は便利屋だから、無茶言っても良いだろうとか思ってません⁉︎
いい加減にしろよ!!!!
……その書類、見せて。
部長、坂東さん、市川さんはその勇姿を遠くで見つめています。
小佐川さんはなんと言ってもガキ大将ですから。
怖くてとっつきにくく見えるけど、面倒見が良くて懐が大きくて、実は優しい…
まさにガキ大将。
素敵…
部長:ガキ大将が故に褒められることはないが、黙々と仕事はこなす。
立派だねぇ。
派手に文句は言いながらもしっかりとその仕事を引き受けて「次はないからね」という小佐川先輩を見て、なんともいえない気持ちになる市川さん。
そして坂東さんにアンケートのことを聞かれますが、実はよくわからないという市川さん。
子どもの頃って頑張ったら褒めてもらえたけど、大人になると誰にも褒めてもらえないのが当たり前で。
でも、誰かに頑張りを認めてほしい。
だから、坂東さんに褒めていただけたのは本当に嬉しかったんです。
ただ、何度も褒められるとそんなに褒めてもらって良いのかな。
褒められたいなんて図々しいんじゃないかなって。
そんなことないですよ!
だって、やっぱり仕事って褒められないのが普通じゃないですか。
小佐川さんとか、周りは褒められたいなんて思ってないのに、自分が褒められたいなんて、何言ってるんだろうって。
だから、キャンペーン一旦お休みしてもらっても良いですか?
わかりました、じゃぁ、一旦。
その時、猫に餌付けしたばかりの様子がわかりました!
きっと餌付け犯だ!という人を坂東さんは追いかけていきましたが…残念な結果に。
猫の餌付け犯は、結局は誰なのか?
いよいよ期限は明日。
市川さんと坂東さんが餌付け犯を捕まえられずに困っているのに対し、小佐川さんは「今まで2人に任せてごめんね!私も現場行くよ!」と言い始めました。
仕事があるのに、小佐川さんは「犯人は必ず現場に戻ってくるよ!」と市川さんの腕を掴んで走り出しました。
なんと現場にはうずくまって猫を愛でいる人がいます。
小佐川さんが「散々迷惑かけやがって!!」と捕まえたのは坂東さん。
犯人が現場に戻ると思っていたようでばっちり写真が撮れた!という坂東さん。
見てみると、かわいいかわいい猫ちゃんの写真でした。
可愛くないですか?可愛い〜、毛並みがね、すごく綺麗なんです、この子。フワッフワで。すごい可愛い。
まとめ
「褒めるひと褒められるひと」第3話の感想ネタバレを語る上で、重要なのは市川さんの心情の変化です。
今回のエピソードで、市川さん自身が「自分はただ褒められることだけを望んでいたんだろうか?」と考えるようになったのだと思います。
褒められることによって評価を得るのは確かに嬉しいこと。
でも「褒めるひと褒められるひと」第3話で見られたのは、評価なんて気にせずにベストを尽くす小佐川さんの姿でした。
その先輩のかっこいい姿に市川さんは大いに影響を受けたのです。
つまり、本当に大切なのは他人からの評価や褒め言葉だけではない、ということを「褒めるひと褒められるひと」の第3話で市川さんはわかったのだと思います。
次回第4話のストーリーも楽しみですね。
次こそ「猫の餌付け犯人」が捕まりますように。