第5話では「社長の孫」であり「次期社長有力候補」の中村達くんが新入社員研修を終えて総務部に配属されました。
総務部の部長、坂東さん、小佐川さん、そして市川さんは中村くんの「人との距離感」と「言葉遣い」の未熟さに圧倒されつつも、彼をカバーしていくことに。
そして坂東さんに褒めてほしい!と積極的に申し出た中村くん。
坂東さんが「市川さんは千利休。いや市川利休だ。」とお茶の淹れ方を褒めたからです。
躊躇いつつも褒められることに喜びを感じていた市川さん。
躊躇いもなく褒められたい中村くん。
「褒めるひと褒められるひと」第6話の内容をネタバレと感想を交えてお伝えしていきます!
【褒めるひと褒められるひと】第6話ネタバレ感想:市川さんライバル出現!坂東さんに褒められたい…
坂東さんに「褒めてください!」と嘆願した中村くん。
「僕は褒められて育ったから、褒められると伸びるんです!」という勢いに、坂東さんは「分かった!頑張るよ!」と真剣に向き合います。
▶️「褒めるひと褒められるひと」第5話 市川さん専任の「褒めるひと」ではなかった坂東さん。
早速、中村くんは張り切って坂東さんに「褒め」を求めにいきます。
坂東さん!!おはようございます!!
あ、おはようございます。
あ、目がイキイキしていますね!
うん、純粋でいい目をしています!!キリンみたいで!
それを見て「今、すごい、いい目をしてますよ。象。それもインド象みたいで。」と言われた事を思い出す市川さん。
▶️「褒めるひと褒められるひと第1話」市川さんの目はインド象みたいないい目で、その手は神の手ではなく、孫の手!
えええ⁉︎キリンっすか⁉︎いいっすね、キリン!
坂東さん、キリンの睡眠時間知ってます?
はい!何時間でしょう?
明るく喜ぶ中村くんを見て、市川さんは少し複雑な気持ちになるのでした。
中村くんは千利休を超えたコンシェルジュ?
中村くんに仕事を教えながら「坂東さんにキリンみたいな目って言われてたね?」と聞いてみる市川さん。
私は象みたいな目って言われた。それもインド象。
インド象の目ってつぶらで可愛いんだ…✨
言われた時の事を思い出したのか、ほっこり嬉しい気持ちになる市川さん。
へーー。
動物の目に詳しいんすね。総務の人たちって。
市川さんは慌てて「いや別に、詳しいわけじゃないけど。」と会話を打ち切ります。
「そーーすかー?」と返す中村くん。
2人の「褒められる」ことに関する温度差を感じてしまいます。
・・・・・・・・・・
給湯室でお茶入れを教わる中村くん。
丁寧に教える市川さんに「覚えることが多いっすね。受験勉強みたい。」
2人はあの二煎目のお茶を味わいます。
うーーーん…!やっぱうめえっすね!利休パイセンのお茶!
やっぱ、ちげえ。
給湯室に連絡が入り、会議室にお茶を届けることになリました。
「やってみよっか?実践あるのみ。」と市川さん。
僕っすか?
うわーヤベェヤベェ、マジかマジかマジか。緊張してきた!
「大丈夫だよ、見てるから。」と励ます市川さんに押し出され、カチコチに緊張して会議室に向かう2人。
しかし、中村くんは会議室にいるメンバーをガラス扉の外から覗き込み「あ…」
「ちょっとパイセン、給湯室戻らしてもらいます〜、すいませ〜ん」
ちょっとなんでなんで??と追いかける市川さん。
そして中村くんは日本茶を紅茶へと変更し、会議室の中へ。
会議室の中は商談がうまく行かず、企画部の大和さんが頭を悩ませているところでした。
「ボンちゃん!!」と大歓迎を受ける中村くん。
紅茶をそれぞれに配ると、
辻さん:え!で、なにこれ?もしかして紅茶?
(市川さん:大丈夫でしたか?)
もちろん、僕、日本茶苦手なんで、紅茶、めちゃくちゃ嬉しいですよ!!
「実は私も」という大和(きょー)さん
だって、辻さんも、きょーさんもバリバリ紅茶の人っすもんね。
(辻さん:よく覚えていたね、すごいね!)
そりゃ覚えてますよ〜
全然変わんないっすね、辻さん!!
会議を終えた大和さんが、総務部に飛び込んできました。
いやーーー
ボン(中村くん)はすごいよ。
あの若さで、よーーく人が見えてる。
まさにトレビアンだよ!
興奮冷めさらず、部長さん、坂東さんに報告です。
はい、さすがは次期社長候補、大本命ですよ。
(中村くんが帰ってきて)
ちょうど今誉めてたとこなんだよ!
もう、ボンが出してくれた紅茶のおかげで、辻さんもリフレッシュ!!
そしたら、もう、紅茶のごとくアイデアが湧き出てきてもう、
完璧よ!
それを聞いてノリノリで大喜びしていた中村くん。
あーー!マジっすか、あざーーっす!
でも、本当はアッサムのミルクティーを出したかったんすけどねぇ。
そこに、ばあちゃん手作りのタルトタタンがあったら、もう、最高なんすよーっ!
(中村くんのおばあちゃんはフランス人らしい)
でも、給湯室にはアッサムもタルトタタンもないんすよねぇ。
「あるわけないだろっ」と小声で文句をいう小佐川さん。
へーー!
中村くんは人の好みに合わせたもてなしができる一流ホテルのコンシェルジュの心を持っているんだね。
坂東さんの褒める言葉に舞い上がった中村くん。
コンシェルジュ⁉︎
やったよ!!きょーさん!!!
僕、千利休、超えたかも!!!
市川さんが坂東さんに言われてたんすよー、千利休だってーー!
コンシェルジュ中村!!
利休パイセン!超えさせて頂やしたーーっ
ナカムラーーーー!!💢
ちょっと褒められたからっていい気になって仕事なめないでよ!!
たった一度で市川越えたとか、あり得ないから!!
人には我慢の限界があるんだよーーー!
外行くよ、ちゃんと話つけるから!!
中村くんが謝っても、部長と市川さんがなだめても小佐川さんは止まりません。
外に行くという言葉に反応した坂東さん。
「いいですね外。ちょうど昼休みですし、屋上へ行きましょう。」
褒めるだけじゃない「梅干し小佐川」の痛烈アタック!
総務部総出でオトワヤビルの屋上へ。
今度オトワヤで発売するビーチボールのトライアルを大和さんに頼まれていたという坂東さん。
小佐川さん以外の4人でビーチバレーを始めます。
「なんでどうして今なの?」と思いつつも4人で一つのビーチボールをパスし合います。
小佐川さんも坂東さんに誘われますが、
いいよ、私は。
それより中村、こっち来て、話つけるよ。
そんな時、ビーチボールが小佐川さんの足元に。
小佐川さんがそっとそのビーチボールを返そうとすると「こっちこっちーー!はいはい!」と挑発的な態度を取る中村くん…。
じゃあ…行くぞ…!!!
本気モードの小佐川さん。
それをかわす中村くん「やるじゃん」と小佐川さんも反応しつつ、攻撃はさらに強くなります。
小佐川さんはソフトボールで国体まで行った運動神経の持ち主。
そして中村くんもテニスでインターハイ決勝まで行っているよう。
2人の攻防は止まりません。
まさに、武蔵と小次郎。
巌流島の戦いですね。
2人だけの戦いが5人になり、その間にも坂東さんは「ナイスレシーブ!」と中村くんを褒めます。
もう!なにがナイスレシーブだよ!
大体ね!坂東くんがね、褒めて調子に乗らすから、こんなことになってるんだよ!
みなさん!褒めてください!褒められると僕、伸びるタイプなんで!
いいぞ!その向上心!言うなれば君は、ニョキニョキと伸びるヒマワリだ!
あざーーーーっす!ヒマワリ大好きでーーーっす!
だから乗せるな調子に!
小佐川さんも、いつか、褒めてくださいっ!
そんなの、ごめんだ!!
激しい攻防は小佐川さんが中村くんに向けたアタックで終わりました。
地面に倒れる中村くんに小佐川さんは手を貸して起き上がらせます。
▶️「褒めるひと褒められるひと」市川おかゆとコンビの小佐川梅干は最高の組み合わせ
ボンボンにしては、根性あるよ。
ただ、くれぐれも気をつけて。
社長の孫だからって、調子に乗ってるなんて思われたら、敵ばっか増えるから。
私はずっと味方してやるけどさ。
ありがとうございます!!!
かっこよくその場を去る小佐川さん。
それを見た部長は「やっぱりガキ大将だねぇ。」
しかし中村くんは褒めがいがありますね。
えーーー
私への褒めキャンペーンはどうなったの?
・・・・・・・・・・・・
市川さんのその日の夕飯は「卵とじ」
両親とビデオチャットしながら食事していると「強力なライバルが現れたんじゃない?」と悟られます。
市川さん、転校生が来た時はいつでも卵とじを作るクセがあったらしいです。
それを否定しつつも、中村くんのことがちらつく様子。
翌日の会社では中村くんを押し退けてお茶入れをする市川さん。
気合を感じる様子に部長も中村くんも坂東さんもびっくり。
お茶出しでは、市川利休、負けられない…!!
気持ちが空回りしているのがわかります。
そして、椅子に足をつまづかせ、お茶を部長の背中に引っ掛けてしまいます、、、
そして第7話に続きます!!
まとめ
「褒めるひと褒められるひと」第6話のネタバレ感想ポイントは坂東さんに褒められて伸びる方法と、小佐川さんに厳しく諌められて伸びる方法、両方が必要不可欠だということじゃないでしょうか。
誰しも褒められたいと思うけれど、褒められること盲目になってしまうこともありますよね。
小佐川さんのように冷静に周りを見つつ、きちんと注意してくれる先輩がいるなんて、中村くんはとても恵まれています。
オトワヤ社長もそれが狙いだったのかもしれません。
そして、密かにライバル心を燃やす市川さん。
なんでもそつなくこなす市川さんも十分褒められていましたが、中村くんのような天真爛漫さは持ち合わせていないのかもしれません。
失敗から始まる第7話。
今晩もまた楽しみです!