「スリ・リンって誰？」
2025年12月にNHKで放送予定の特集ドラマ『火星の女王』で、菅田将暉とW主演を務める女優・スリ・リンが話題になっています。
ただ、名前を検索してみても情報が少なく、「どんな人なのか分からない」「本当に実績があるの？」と戸惑う声もちらほら。
それもそのはず。彼女は台湾出身の新星女優で、日本のメディアには今回が初登場。しかも、国際オーディションを経て主演に抜てきされたという、まさに“未知の才能”なのです。
この記事では、そんなスリ・リンのプロフィールや台湾での活動歴、なぜNHKが彼女を選んだのか、そして菅田将暉との共演で注目される理由まで、今ある情報をもとにできる限り詳しくまとめました。
まだWikipediaもない今だからこそ、“知るなら今”の女優です。
スリ・リンはどんな女優？台湾で注目された理由とは
2025年12月に放送予定のNHK特集ドラマ『火星の女王』で、菅田将暉とともにW主演を務めるスリ・リン。
彼女の名前を初めて耳にしたという人も多いのではないでしょうか。
スリ・リン（Suri Lin）は台湾出身の女優で、まだ日本ではほとんど知られていない“未知の存在”とも言える人物。
それだけに「なぜこの女優がNHKの大型企画の主演に抜てきされたのか？」と注目を集めています。
実はスリ・リンは、台湾では短編映画やテレビドラマなどに出演し、演技力と表現の幅広さで早くから注目されていた実力派。
2021年には短編映画で演技賞を受賞し、2024年にはNetflix作品で主要キャストとして登場するなど、国内では着実にキャリアを積んできた新進気鋭の女優です。そんな彼女が、日本初出演でいきなり主演を務めるという異例の抜てき。
その裏には、国際オーディションによるキャスティングという、新しい挑戦がありました。
「スリ・リンって検索しても出てこない…それが逆に気になる！」
SNSではそんな声も上がっており、“情報が少ないからこそ気になる存在”としての注目度も急上昇中です。
📌まとめ
- スリ・リンは台湾出身の若手女優
- 短編映画やドラマで実力を積み、受賞歴もあり
- 『火星の女王』で日本初主演という異例の抜てき
- 情報が少ない今、逆に“誰？”と話題に
スリ・リンのプロフィールまとめ（名前・年齢・学歴など）
スリ・リンは、日本ではまだなじみのない名前かもしれませんが、台湾では着実にキャリアを積み重ねてきた女優です。ここでは、現時点で判明している彼女のプロフィールを一覧でご紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前（芸名） | スリ・リン（Suri Lin） |
| 英語表記 | Suri Lin／Su Ling／Sly Lin（媒体により表記ゆれあり） |
| 本名 | 林廷憶（リン・ティンイー） |
| 生年月日 | 2000年11月19日（2025年現在 24歳） |
| 出身地 | 台湾 |
| 学歴 | 国立中山大学 外国語文学系 卒業 |
| 使用言語 | 中国語（標準語・台湾語）、英語 |
| 女優デビュー | 2020年 短編映画『雨水直接打進眼睛』（英題：One Summer’s Day）主演 |
「演技とは無関係な専攻から、ここまで来たなんて…すごすぎる！」
芸術系の専門教育を受けていないという点も、彼女の努力と才能の裏付けかもしれません。
📌まとめ
- スリ・リンの本名は「林廷憶（リン・ティンイー）」
- 台湾の名門・国立中山大学で語学を学んだ才女
- 映像作品への出演は大学在学中からスタート
- 多言語を使いこなせるグローバルな女優
スリ・リンが女優を目指すきっかけは「先生のひとこと」だった
スリ・リンは、幼い頃からずっと女優を夢見ていたわけではありません。
彼女が演技という世界に惹かれ始めたのは、中学時代のある出来事がきっかけでした。
当時、英語の授業中に先生から何気なくこう言われたそうです。
「きっと将来、あなたの姿をテレビスクリーンで見る気がするわ」
この一言が、彼女の心の奥に静かに残り、のちに「女優になってみたい」という気持ちを芽生えさせたといいます。
高校3年生のときには、台湾の人気ドラマ『天橋上的魔術師（ブリッジ・マジシャン）』のオーディションに応募。
役を得ることはできませんでしたが、この挑戦が彼女にとって大きな転機となりました。
大学では芸能とはまったく異なる外国語文学を専攻。
それでも在学中から学生制作の映像作品に出演し、徐々に演技への道を歩み始めます。
「専門の演技学校出身じゃなくても、ここまで来られるんだ…」
そんな勇気をくれるエピソードでもありますね。
📌まとめ
- 中学時代の先生の言葉が、女優への興味のはじまり
- 高校時代に本格的なオーディションに挑戦（結果は不合格）
- 大学では語学を学びつつ、映像作品への出演を重ねていった
スリ・リンの台湾での主な出演作品と受賞歴
スリ・リンは、短編映画からテレビドラマ、配信作品に至るまで、幅広いジャンルの映像作品に出演してきました。
その中で着実に経験を積み、演技力が評価されてきた軌跡を、以下の年表でご紹介します。
| 年 | 主な出演作品・活動内容 |
|---|---|
| 2020年 | 短編映画『雨水直接打進眼睛（One Summer’s Day）』主演（佳琪役）で女優デビュー |
| 2021年 | 短編映画『是日大暑』主演／第15回myfone行動創作賞・短編映画部門 最優秀女優賞 受賞 |
| 2022年 | 台北映画祭「非常新人」選出／台湾CM『來屏東，發現竹田』出演 |
| 2023年 | テレビドラマ『有生之年（Living）』に葉寧役で出演／テレビ映画『後頸』で主演（陳安役） |
| 2024年 | Netflixオリジナルドラマ『女優：ボーン・トゥ・シャイン（影后）』にエマ役で出演し注目を集める |
| 2025年 | NHKドラマ『火星の女王』で主演（リリ-E1102役）／菅田将暉と共演し日本初進出 |
2020年の映画デビュー作『One Summer’s Day』では、ティーンの葛藤と友情を繊細に演じ、「新人ながら存在感がある」と高く評価されました。
翌年には『是日大暑』で主演を務め、台湾国内の映像賞であるmyfone行動創作賞・最優秀女優賞を受賞。
この受賞を機に「演技派の新人」として注目され、2022年には台北映画祭「非常新人」にも選出されています。
2023年からはテレビドラマにも進出し、より幅広い層に認知されるようになりました。
そして2024年、Netflixの話題作『女優：ボーン・トゥ・シャイン』では、純朴な新人から野心家へと変貌する難しい役柄を演じ、「怪物新人」と呼ばれるほどの高評価を獲得。台湾国内でも“次にブレイクする女優”として名前が挙がる存在になりました。
「短編映画からNetflixへ、階段を一段ずつのぼってきた感じがいい…」
スターダムに一気に駆け上がったわけではないからこそ、リアリティがありますよね。
📌まとめ
- 台湾では短編映画で頭角を現し、受賞歴もあり
- 映画・ドラマ・配信とメディアを問わず活躍
- Netflix出演で国内人気が加速し、NHKで日本進出へとつながった
スリ・リンはなぜNHKドラマ『火星の女王』に抜擢されたのか
この重要な主人公・リリ役を決めるにあたって、NHKは国際オーディションを実施。
演技力だけでなく、作品に込められたメッセージや世界観を繊細に表現できる“新しい才能”を探していたといいます。
そのなかでスリ・リンは、まったくの無名ながらもリリという人物の感情や葛藤をリアルに表現し、圧倒的な存在感を見せたことで選ばれました。
また、彼女のプロフィールにある「多言語を話せる」「表情の説得力」「素朴さと芯の強さの共存」といった要素は、リリというキャラクターそのものとも言える存在感。
「視覚障害を持つ火星生まれの少女」を演じられる若手女優は、世界的にも限られていたのかもしれません。
このドラマでは、現代的な多様性や包摂性もテーマの一部になっており、スリ・リンの自然体な演技がそこに強く響くと評価されたようです。
📌まとめ
- 『火星の女王』はNHK放送100年を記念した大型SFドラマ
- 主人公リリ役は、国際オーディションで選ばれた
- スリ・リンは演技力と人間性で抜擢され、日本初進出にして主演を務める快挙
菅田将暉との共演が“映画級”と話題に
スリ・リン＆菅田将暉
— モデルプレス (@modelpress) June 8, 2025
NHK放送100年特集ドラマ「火星の女王」✨️
リンは国際オーディション経て選ばれた台湾女優
📺️12月放送予定https://t.co/Xb56garr48
💭菅田「想像の先の先をイメージしながらのお芝居は、未知との遭遇の連続でした」#火星の女王 pic.twitter.com/fsK0tF6lDB
NHKドラマ『火星の女王』の主演に抜擢されたスリ・リンが、もう一人の主演として共演するのが、日本を代表する実力派俳優・菅田将暉さんです。
菅田さんが演じるのは、地球側の登場人物である白石アオト。
未来の火星で暮らすスリ・リン演じるリリと、地球の文化や音楽を通じて心を通わせていく役柄です。
このふたりの並びが公開されるや否や、SNSでは「映画のキャストみたい！」「この並び、絶対にただのドラマじゃない」と大きな話題に。
“映画級の並び”とまで称され、ドラマへの期待値が一気に高まりました。
さらに、スリ・リンにとってはこの作品が日本初出演にして初主演という破格のスタート。
その相手役が日本のトップ俳優である菅田将暉という点も、注目を集める理由のひとつです。
菅田さんも「未来を想像しながらの芝居は、まさに“未知との遭遇”でした」とコメントしており、
スリ・リンとの共演から多くの刺激を受けたことが伺えます。
ジャンルとしてはSFながら、深い人間ドラマを描く本作。
「国も言語も文化も違う二人が、音楽をきっかけに心を通わせていく」
というプロットも、両者の演技に注目が集まるポイントです。
📌まとめ
- スリ・リンと菅田将暉のW主演が「映画級」とSNSで話題に
- スリ・リンは日本初出演にして菅田さんと堂々の共演
- 異文化交流と未来SFの融合が、演技力のぶつかり合いを生む
まとめ：スリ・リンは“台湾の新人”から“国際女優”へ
スリ・リンは、台湾の短編映画からキャリアをスタートし、地道に演技力を磨いてきた女優です。
学生時代に演劇の専門教育を受けることなく、学生制作の作品や自主映画から少しずつステップアップ。
その努力が実を結び、2021年には演技賞を受賞し、2024年にはNetflix作品で注目の存在に。
そして2025年、日本のNHKドラマ『火星の女王』での主演というチャンスをつかみ、名実ともに“国際女優”への第一歩を踏み出しました。
これまでの歩みには派手な話題やメディア露出は少なかったものの、その分、静かに積み上げてきた実績と実力が彼女の魅力そのものとも言えます。
今はまだ情報も少なく「誰？」という声も多いスリ・リンですが、その透明感と存在感が今後の活躍をさらに後押ししていくはず。