小澤征爾さんは指揮者として日本だけではなく海外でも大活躍し、功績を残してきました。
突然の訃報には世界中からメッセージが寄せられ、小澤征爾さんが偉大さがわかります。
小澤征爾さんの海外での反応と評価、国際的な指揮者への称賛と追悼メッセージをまとめてみました。
小澤征爾の海外メディアの反応
小澤征爾さんの訃報を受け、海外メディアは「世界中が愛したマエストロ」と評して哀悼のメッセージを発信しました。
小澤征爾さんの訃報をうけ、ウィーン国立歌劇場に弔旗が掲げられました。ここに大きな歴史を残した偉大な音楽家を喪い、オペラハウスが悲しみに包まれているようです。 pic.twitter.com/3N6tQuXUlL
— 滝澤志野 (@shinotakizawa) February 10, 2024
ニューヨーク・タイムズ（アメリカ）
小澤征爾氏は、20世紀後半から21世紀初頭にかけて最も影響力のある指揮者の一人でした。彼は、東洋と西洋の音楽を融合させ、クラシック音楽界に新たな地平を切り拓きました。
ニューヨーク・タイムズ（アメリカ）
ニューヨーク・タイムズ（アメリカ）
創刊：1851年
発行部数：約180万部（紙面）/ 約840万部（デジタル）
世界で最も影響力のある新聞の一つとされる。政治、経済、文化など幅広い分野で報道し、世論形成に影響を与えている。
ガーディアン（イギリス）
小澤征爾氏は、カリスマ的な存在感と情熱的な音楽性で、世界中のオーケストラを魅了しました。彼は、音楽を通して人々を結びつけ、平和と理解を促進する力を持っていました。
ガーディアン（イギリス）
ガーディアン（イギリス）
創刊：1821年
発行部数：約16万部（紙面）/ 約120万部（デジタル）
イギリスで最も読まれているリベラル系新聞の一つ。政治、経済、社会問題など幅広い分野で報道し、世論形成に影響を与えている。
ル・モンド（フランス）
カリスマ的巨匠。
ルモンド（フランス）
20世紀後半から21世紀初頭にかけて最も影響力のある指揮者の一人。東洋と西洋の音楽を融合させ、クラシック音楽界に新たな地平を切り拓いた。音楽を通して人々を結びつけ、平和と理解を促進する力を持っていた。典型的な衣装ではなく、タートルネック姿の小澤氏は長髪に真珠のネックレスをつけたポップスターのようだった。
ル・モンド（フランス）
創刊：1944年
発行部数：約32万部（紙面）/ 約220万部（デジタル）
フランスで最も影響力のある新聞の一つ。政治、経済、文化など幅広い分野で報道し、世論形成に影響を与えている。
Süddeutsche Zeitung-ズュートドイチェ・ツァイトゥング-（ドイツ）
小澤征爾氏は、完璧主義者であり、常に最高の音楽を求めていました。彼は、厳しい練習でオーケストラを鍛え上げ、最高の演奏を引き出しました。
Süddeutsche Zeitung（ドイツ）
Süddeutsche Zeitung（ズュートドイチェ・ツァイトゥング）
創刊：1945年
発行部数：約48万部（紙面）/ 約100万部（デジタル）
ドイツで最も読まれている新聞の一つ。政治、経済、文化など幅広い分野で報道し、世論形成に影響を与えている。
フィガロ（フランス）
クラッシック音楽の魔術師。
フィガロ（フランス）
フランス音楽情熱を注ぎ、フランス音楽からインスピレーションを得た日本の指揮者。脅威的なリズム感と色彩と錬金術に驚かされる。フランス音楽への深い理解と情熱があり、ベルリオーズやドビュッシーなどの作品を独自の解釈で演奏。フランスの音楽界に多大な貢献をした。
フィガロ：創刊：1826年
発行部数：約32万部（紙面）/ 約150万部（デジタル）
フランスで最も影響力のある保守系新聞の一つ。政治、経済、文化など幅広い分野で報道し、世論形成に影響を与えている。
「世界のオザワ」が音楽界においてどれだけの影響を与えてきたのかということがわかります。
これからも世界中で彼の功績が語り継がれていくのでしょう。
小澤征爾へ各国の著名人や音楽家からのコメント
小澤征爾さんが音楽家の才能も素晴らしく、また、とても愛された方だったということもわかります。
ヨーヨー・マ（チェリスト）
小澤征爾氏は、音楽界の巨人でした。彼の音楽は、世界中の人々に喜びと感動を与えました。
ヨーヨー・マ（チェリスト）
ヨーヨー・マセイジにとって、音楽は沈黙、真っ白なキャンバスから始まりました。
そして彼は、世界がこれまで見たことのない、そしてその後もめったに見たことのない方法で宇宙全体を描き、図解するようになりました。
先駆者になるのは難しいことですが、彼は優雅にそれを成し遂げました。特にアジア系アメリカ人のアーティストとして、私にとって希望とインスピレーションの源となってくれました。
彼とコラボレーションすることは、直感と感情を最も深いレベルで交換することでしたが、何よりもセイジが楽しくて親切で思いやりのある人間だったことを覚えています。
BSOの1984年のヨーロッパツアー中の小澤征爾とヨーヨー・マ
(リンカーン・ラッセル)
ヨーヨー・マ
（フランス生まれのアメリカ人）
世界的に有名なチェロ奏者で、幅広いジャンルの音楽に取り組む。
グラミー賞を多数受賞し、国際的なコンサートやレコーディングで活躍。
「シルクロード・プロジェクト」を創設し、異文化間の交流と協力を促進。
ダニエル・バレンボイム（指揮者）
小澤征爾氏は、私の親しい友人であり、音楽仲間でした。彼の死は、私にとって大きな悲しみです。
ダニエル・バレンボイム（指揮者）
ダニエル・バレンボイム
（アルゼンチン生まれで、イスラエルとスペインの国籍）
国際的に評価される指揮者および著名なピアニスト。
ベルリン国立歌劇場やシカゴ交響楽団などで音楽監督を務める。
ウェスト＝イースタン・ディヴァン・オーケストラを共同設立し、音楽を通じた和平促進に取り組む。
クリストフ・エッシェンバッハ（指揮者）
小澤征爾氏は、音楽界の宝でした。彼の存在は、私たちにとって大きな励みでした。
クリストフ・エッシェンバッハ（指揮者）
クリストフ・エッシェンバッハ
（ドイツ国籍）
国際的に評価される指揮者および著名なピアニスト。
ヒューストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ワシントン国立交響楽団などで音楽監督を歴任。
若手音楽家の育成にも熱心で、彼の指導下で多くの若手が成長しています。
ポチップ
まとめ
小澤征爾さんの海外での反応と評価、国際的な指揮者への称賛と追悼メッセージをまとめてみました。
小澤征爾さんは、その卓越した才能と音楽への深い愛情、人との繋がりを大切にする人柄で知られ、世界中で尊敬を集めました。
彼の生涯は、音楽を通じて国境を越える活動に捧げられ、音楽家からも深いリスペクトを受けていました。
小澤征爾さんのご冥福を心よりお祈りいたします。