人気絵本『パンどろぼう』シリーズで知られる柴田ケイコさん。
実は43歳で絵本作家デビューという“遅咲き”のストーリーを持つ人物です。
「学歴は？」「どんな経歴で今に至るの？」「なぜそんなに人気なの？」
この記事では、そんな気になる柴田ケイコさんの人生と作品をまるっと解説します！
この記事でわかること
- 柴田ケイコさんの学歴・経歴と学生時代のエピソード
- 絵本作家になるまでの下積みときっかけ
- 代表作『パンどろぼう』が愛される理由
- 子育て経験が絵本づくりに与えた影響
- 過去の受賞歴やメディア出演情報まで一覧で紹介
読むだけで、作品への見方が変わるはず。
絵本ファンにも、これから読む人にも、ぜひ読んでほしい内容です！
柴田ケイコの学歴と経歴とは？
絵本作家として全国に名を広めた柴田ケイコさん。
実は若い頃、一度は夢を諦めかけた過去があったのだそうです。
それでも「絵を描くのが好き」という気持ちは変わらず、学生時代から努力を重ねてきた結果、今の華やかな活躍に繋がっています。
どんな学歴を持ち、どんな道のりを歩んできたのか。
まずは柴田ケイコさんの学生時代から見ていきましょう。
絵で生きていくなんて、無理だと思ってたんです。でも、やっぱり描くのが好きでした。
奈良芸術短期大学でビジュアルデザインを学んだ学生時代
柴田ケイコさんは1973年に高知県高知市で生まれました。
幼少期から絵を描くことが大好きで、クレヨンや色鉛筆で遊ぶのが日課だったそうです。
高校時代には「絵を仕事にするのは難しいかも…」と一度は悩んだこともありました。
それでも進路に美術系を選び、奈良芸術短期大学のビジュアルデザインコースへ進学します。
大学ではデッサンや構成、デザイン理論などの基礎をしっかりと学びました。
作品を仲間と見せ合いながら切磋琢磨する環境は、彼女の表現力に大きな影響を与えたといいます。
学生時代の経験は、のちのイラストレーター・絵本作家としての基礎になりました。
大学生活を通して、「やっぱり自分は絵で生きていきたい」と再確認したそうです。
📌まとめ
柴田ケイコさんは奈良芸術短期大学でデザインを学び、「絵で生きる」覚悟を固めました。大学での学びが、のちの創作活動の基盤となりました。
印刷会社・デザイン事務所で働いた会社員時代
奈良芸術短期大学を卒業した柴田ケイコさんは、すぐに絵本の世界へ飛び込んだわけではありません。
卒業後は地元・高知県や香川県にある印刷会社やデザイン事務所で、グラフィックデザイナーやDTPオペレーターとして働いていました。
当時はクライアントの要望に応えるデザイン制作が中心。
自分の「好き」を表現するというよりは、求められるものを淡々とこなす日々だったそうです。
会社の仕事も嫌いじゃなかったけど、どこか物足りなさを感じていました。
しかしその中でも「やっぱり自分の絵で表現したい」という想いは募っていきます。
デザインの世界で培った実践力や、納期を守る責任感、ソフト操作のスキルなどは、のちにフリーランスとして活動する上でも大きな武器となりました。
また、会社勤めを通じて「社会人としての基礎」がしっかり身についたことは、作品を“仕事”として世に出す際にも非常に役立ったと本人も語っています。
📌まとめ
柴田ケイコさんは会社員としてデザイン業に従事しながらも、自分の作品を描きたいという情熱を抱き続けていました。この時期の実務経験は、後の創作活動にも活かされています。
イラストレーターとしての下積みと独立後の活動
29歳のとき、柴田ケイコさんは思い切って会社を辞め、フリーランスのイラストレーターとして独立します。
しかし、いきなりイラストの仕事だけで食べていけるほど甘くはありませんでした。
実際には、デザイン事務所でのアルバイトを掛け持ちしながら、地元でコツコツと作品づくりを続けていたそうです。
その頃は生活の安定よりも、「自分の絵で何かを伝えたい」という想いを大事にしていたといいます。
地元で開いた初めての個展は、本当に勇気がいりました。でも、作品を見て笑ってくれる人がいて、また描こうって思えたんです。
少しずつ活動の幅が広がり、ポストカードや雑貨の販売、地元イベントへの出展、雑誌の挿絵など、イラストの仕事が増えていきました。
特に雑誌『anan』や『天然生活』などの媒体でイラストが採用されるようになったことは、知名度アップの大きな一歩となりました。
地道な活動の積み重ねが、絵本作家デビューという“次の扉”を開く土台になったのです。
📌まとめ
柴田ケイコさんは、イラストレーターとして自らの作品を広げながら信頼を積み重ね、絵本作家としての未来に繋がる一歩を築いていきました。
柴田ケイコが43歳で夢を叶えた遅咲き絵本作家のストーリー
柴田ケイコさんが絵本作家としてデビューしたのは、なんと43歳のとき。
「絵本の世界で活躍したい」という想いはあっても、すぐに実現したわけではありません。
仕事と子育てに追われる日々の中で、自分の気持ちに向き合う時間を持つのも難しかったそうです。
それでも、ある“息子の一言”が彼女の人生を動かしました。
いつか描きたいと思っていた絵本。ようやく心が追いついた瞬間でした。
ここからは、柴田ケイコさんが夢を諦めず、どうやって絵本作家への一歩を踏み出したのか。
心揺さぶられるエピソードを紹介していきますね。
絵本作家を目指すきっかけは長男の弱視だった
きっかけは、長男の視力に関する“ある出来事”でした。
3歳頃から、本を逆さに見たり、テレビに極端に近づく様子が見られるように。
気になった柴田ケイコさんが病院で診てもらったところ、弱視という診断を受けます。
これは幼少期に治療すれば改善の可能性がある視力の障害です。
当時、幼い息子がメガネをかけることに少し後ろ向きだった様子を見て、彼女は思いました。
「メガネって、かっこいいものだって伝えたい」。
しかし当時は、メガネをテーマにした子ども向け絵本はほとんど見つからなかったそうです。
それが、柴田ケイコさんにとって「自分で描こう」と思う最初の種になったのです。
自分の絵で、息子を励ましたかった。それが、絵本を作る動機でした。
その頃はまだ忙しくて行動には移せなかったものの、「メガネの絵本を作りたい」という想いは、ずっと心の中に残っていました。
📌まとめ
柴田ケイコさんが絵本作家を志すきっかけは、息子の弱視という現実と向き合った経験でした。メガネに対する前向きなイメージを届けたいという母親としての願いが、創作の原点になっています。
初めての絵本『めがねこ』誕生秘話
柴田ケイコさんが初めて絵本を作る決意を固めたのは、長男が小学校高学年になった頃。
数年前に芽生えた「メガネの絵本を作りたい」という想いが、再び彼女の中で強くなっていきました。
とはいえ、絵本を描いた経験はゼロ。
どの出版社に持ち込めばいいのかもわからない状態だったそうです。
そんなとき、イラストの仕事でお世話になっていた出版社「手紙社」に相談したところ、「せっかくだからうちから出しましょう」と声をかけてもらったのです。
この一言が、夢に向けて本格的に動き出すきっかけになりました。
その言葉に背中を押されて、ようやく『自分にも描けるかもしれない』って思えたんです。
そこから柴田ケイコさんは独学で絵本の作り方を学び、ストーリー構成やページ展開なども一から研究しました。
家事や育児の合間を縫って制作に取り組み、構想から完成までにかかった年月は、なんと約8年。
そして2016年、43歳でようやく絵本作家としてデビュー。
記念すべきデビュー作が『めがねこ』（手紙社）です。
📌まとめ
柴田ケイコさんのデビュー作『めがねこ』は、長年温めていた想いを込めて制作された一冊です。出版社との信頼関係がチャンスを生み、43歳で夢を叶えました。
独学から出版社デビューまでにかかった8年間
『めがねこ』の誕生には、8年もの歳月がかかっています。
柴田ケイコさんはその間、絵本制作について完全に独学で学びました。
仕事や家事、育児の合間に少しずつ取り組む日々。
絵本を読むのと作るのではまったく違い、構成・リズム・言葉の選び方など、多くの壁にぶつかったといいます。
子どもが寝た後に描くしかなかったから、本当に少しずつしか進められませんでした。
描いては直し、読んでは悩む。
そんな地道な試行錯誤を続けるうちに、少しずつ形になっていきました。
また、自分が作りたいものをそのまま形にするのではなく、「誰かのために描く」という視点が育ったのも、この8年間の大きな学びだったと語っています。
それは、母親としての経験や日常の中で培われた“人を想う気持ち”が作品に活かされた結果かもしれません。
ついに迎えた出版決定の瞬間。
柴田ケイコさんは、「この8年が無駄じゃなかった」と実感したそうです。
📌まとめ
柴田ケイコさんは8年かけて絵本制作を学び、生活と両立しながら夢を形にしました。独学の積み重ねが、読者を想う作品づくりへと繋がっています。
柴田ケイコの大ヒット作『パンどろぼう』誕生の裏側
柴田ケイコさんの名を一躍全国に知らしめたのが、絵本『パンどろぼう』シリーズです。
2020年に第1作が発売されると、そのユーモラスなキャラクターと奇想天外なストーリーが話題を呼び、瞬く間に大ヒット。
「令和で最も売れている絵本作家」とも呼ばれるほど、爆発的な支持を集めました。
こんなにパンがウケるとは、私自身が一番びっくりしています（笑）
ここでは、なぜ『パンどろぼう』が子どもたちに愛される存在になったのか、その理由を掘り下げていきます！
なぜ子どもたちに爆発的にウケたのか？
『パンどろぼう』が多くの子どもたちの心をつかんだ理由の一つは、そのキャラクター設定のユニークさ。
主人公は“パンのかぶりものをした泥棒”という、見た目からしてインパクト大な存在です。
子どもたちはこうした見た目に強く反応します。
表紙を見た瞬間に「なんだこれ！」「パンが歩いてる！」と興味を持ってくれるのです。
さらにストーリーもテンポがよく、展開が読めない面白さがあります。
泥棒なのにどこか憎めない、愛嬌たっぷりのキャラクターが登場し、読み進めるうちに自然と笑顔がこぼれるような作品に仕上がっています。
“このパンなに？”って、表紙でまずツッコんでくれる。それがもう嬉しいんです。
加えて、繰り返し読みたくなる“しかけ”が随所にあり、子どもたちだけでなく親も一緒に楽しめる構成になっています。
親子のコミュニケーションを自然に引き出してくれる絵本として、多くの家庭に支持されたのも納得です。
📌まとめ
柴田ケイコさんの『パンどろぼう』は、インパクトあるビジュアルとテンポの良いストーリーで、子どもたちの心をつかみました。親子で楽しめる仕掛けが人気の秘密です。
シリーズ累計450万部の人気の秘密とは
『パンどろぼう』シリーズは、2025年までに累計発行部数450万部を突破するメガヒットとなりました。
これほどのロングセラーになった背景には、単なる“可愛いキャラ絵本”では終わらない、柴田ケイコさんならではのこだわりが詰まっています。
まず大きな特徴は、大人が叱らない世界観です。
普通なら泥棒に怒る場面でも、大人たちは怒ることなく、話を聞き、受け入れる姿勢を見せます。
子どもの世界で、大人に一方的に怒られる場面は描きたくないんです。
このやさしさにあふれた設定が、安心感や心のゆとりを読者に与えてくれます。
子どもたちにとって、絵本の中では“自分が受け入れられる場”であってほしいという、柴田ケイコさんの思いが伝わってきます。
また、シリーズを通して登場キャラが徐々に増えたり、パンの種類が豊かになったりと、細かい楽しみが積み重ねられているのも魅力。
読み返すたびに「新しい発見」があるのも、リピーター読者が多い理由のひとつです。
さらに、キャッチーなビジュアルとSNS映えする表紙デザインも、ヒットを後押ししています。
📌まとめ
柴田ケイコさんの『パンどろぼう』シリーズは、優しさとユーモア、そして“読み返す楽しさ”が詰まった作品です。子どもも大人も楽しめる、普遍的な魅力が人気の理由です。
柴田ケイコの子育て経験が絵本に与えた影響とは？
柴田ケイコさんの絵本は、どれもあたたかくて、どこかホッとするものばかり。
それは、彼女自身の“子育ての実体験”が深く影響しているからです。
ふたりの男の子を育てる中で見つけた気づきや工夫が、創作のヒントとなり、絵本の中にも自然と反映されています。
子どもに読み聞かせをしてきた日々が、今の作品づくりのすべての土台になっています。
ここからは、柴田ケイコさんがどんなふうに子育てを絵本づくりに活かしてきたのかをご紹介します！
読み聞かせが創作スタイルに直結
柴田ケイコさんは、長男が赤ちゃんの頃から毎晩読み聞かせをしていたそうです。
その中で強く感じたのが、子どもは“言葉”より“絵”で記憶するということ。
この気づきが、彼女の絵本づくりの基本スタンスを形作りました。
「まず絵で楽しんでもらいたい」という考えから、絵の構成・色彩・キャラクターの表情には特に力を入れているそうです。
子どもって、“文字”じゃなくて“ビジュアル”で物語を感じてるんですよね。
また、絵本を通して親子で会話が生まれることも大切にしています。
『おいしそうなしろくま』では、「どれが好き？」と話しながら読めるような構成に。
『パンどろぼう』では、「このパン知ってる？」「これも食べたことあるね」といった自然なやりとりが広がるように工夫されています。
柴田ケイコさんにとって、絵本はただの読み物ではなく、“親子のコミュニケーション・ツール”でもあるんですね。
📌まとめ
柴田ケイコさんの絵本は、子育て中の実体験がベース。読み聞かせで得た視点から、「絵を楽しむ」「親子で会話が広がる」絵本づくりを大切にしています。
怒らない大人を描く、柴田ケイコの優しい世界観
柴田ケイコさんの絵本に出てくる大人たちは、ちょっと不思議なくらい優しい存在です。
たとえば『パンどろぼう』では、パンを盗まれたパン屋のおじさんが、怒るどころか「美味しいパンを一緒に作ろう」と誘う展開に。
この“怒らない大人”の描き方には、柴田ケイコさんの子育て哲学が反映されています。
『おさるのジョージ』の黄色い帽子のおじさん、あの優しさが理想なんです。
子ども向けの絵本において、大人がすぐに怒ってしまう描写は、時に読者を萎縮させてしまいます。
だからこそ、あえて“受け止める”大人を登場させて、子どもが安心して世界に入り込めるようにしているのだそうです。
もちろん、現実の育児ではつい怒ってしまう場面もあります。
それでも絵本の中くらいは、「叱る前に寄り添う大人」を描きたい――柴田ケイコさんはそんな想いで創作を続けています。
この姿勢が、絵本の読者にとっての“心の余白”となり、読後のやさしい余韻につながっているのかもしれません。
📌まとめ
柴田ケイコさんの絵本に出てくる大人たちは、子どもを否定せず受け止める存在。優しい世界観は、子どもにも大人にも安心感を届けています。
柴田ケイコの代表作まとめと受賞歴一覧
柴田ケイコさんは、デビュー作『めがねこ』から始まり、次々と魅力的な作品を世に送り出しています。
特に「しろくまシリーズ」や「パンどろぼうシリーズ」は、どれも高い評価を受け、書店でも長く愛されている作品です。
読者がクスッと笑ってくれたり、癒されたりする瞬間が一番うれしいです。
ここでは、柴田ケイコさんの代表的な作品と、それぞれの見どころ・受賞歴を一覧でご紹介します！
しろくまシリーズ、パンどろぼうシリーズの魅力
柴田ケイコさんの絵本作品は、どれも“シュールだけど可愛い”“癒しと笑いがある”という独特の世界観が魅力。
代表的なシリーズは以下のとおりです。
| 作品名 | 出版年 | 内容・特徴 |
|---|---|---|
| めがねこ | 2016年 | 長男の弱視がきっかけ。メガネのかっこよさを伝える、心温まるデビュー作。 |
| おいしそうなしろくま | 2017年 | 食べ物に入りたがるしろくまが主役。第8回リブロ絵本大賞受賞。 |
| あま～いしろくま | 2018年 | スイーツを楽しむしろくま。けんぶち絵本の館大賞「びばからす賞」受賞。 |
| パンどろぼう | 2020年 | 子どもに大人気。第1回TSUTAYAえほん大賞・第11回リブロ絵本大賞を受賞。 |
| パンどろぼうvsにせパンどろぼう | 2021年 | シリーズ第2弾。個性豊かなキャラが続々登場。 |
| パンどろぼうとほっかほっカー | 2022年 | 乗り物とパンのコラボ。全国の書店で長期ベストセラーに。 |
ポチップ
ポチップ
シリーズごとにキャラクターが進化し、ファンを飽きさせない工夫も満載。
柴田ケイコさんの作品は、読めば読むほどクセになる中毒性があります✨
📌まとめ
柴田ケイコさんの代表作は、どれも愛され続けているロングセラー。親子で楽しめる「しろくま」シリーズと「パンどろぼう」シリーズが特に人気です。
数々の絵本賞受賞とメディア出演歴まとめ
柴田ケイコさんは、これまでに数多くの絵本賞を受賞しており、その実績は絵本業界でも高く評価されています。
また、テレビや雑誌などのメディアにも頻繁に登場し、絵本ファン以外にも注目される存在となっています。
賞をいただけるのは本当にありがたいこと。でも、それ以上に“読んでもらえる”ことが一番うれしいです。
代表的な受賞歴とメディア出演を以下にまとめました。
| 年度 | 出来事・受賞内容 |
|---|---|
| 2016年 | 『めがねこ』（手紙社）で絵本作家デビュー |
| 2017年 | 『おいしそうなしろくま』で第8回リブロ絵本大賞、けんぶち絵本の館大賞「アルパカ賞」受賞 |
| 2018年 | 『あま～いしろくま』で「びばからす賞」受賞 |
| 2020年 | 『パンどろぼう』が第1回TSUTAYAえほん大賞・第11回リブロ絵本大賞をW受賞 |
| 2020年 | 『MOE絵本屋さん大賞2020』で第2位 |
| 2025年 | TBS系列『情熱大陸』に出演、“令和で最も売れている絵本作家”として紹介 |
特に『パンどろぼう』は、リブロ絵本大賞・TSUTAYAえほん大賞など、読者投票型の賞を軒並み受賞しており、“読者に本当に愛されている絵本”であることがわかります。
📌まとめ
柴田ケイコさんは、絵本賞の受賞歴も豊富で、テレビやメディアにも多数出演。確かな実力と人柄が評価され、読者にも広く愛されています。
柴田ケイコに関するよくある質問【Q&A】
Q: 柴田ケイコさんが絵本作家になったのはいつですか？
A: 柴田ケイコさんが絵本作家としてデビューしたのは2016年、43歳のときです。デビュー作は『めがねこ』で、長男の弱視の経験が創作の原点になっています。
Q: 柴田ケイコさんの学歴は？どんな勉強をしていましたか？
A: 柴田ケイコさんは奈良芸術短期大学でビジュアルデザインを学びました。学生時代から絵を描くことが好きで、ここで本格的にデザインの基礎を習得しました。
Q: 『パンどろぼう』が人気の理由は何ですか？
A: インパクトのあるビジュアルとテンポの良いストーリー、怒らない大人の存在が安心感を与えること、さらに親子で楽しめる構成になっている点が人気の理由です。
Q: 柴田ケイコさんの作品にはどんな特徴がありますか？
A: 柴田ケイコさんの絵本は、親子で会話が広がるよう工夫されていたり、子どもに寄り添う“優しい世界観”が描かれている点が大きな特徴です。絵で楽しめる構成も魅力です。
Q: 柴田ケイコさんはどんな賞を受賞していますか？
A: 『おいしそうなしろくま』でリブロ絵本大賞、けんぶち絵本の館大賞、『パンどろぼう』でTSUTAYAえほん大賞など、多数の受賞歴があります。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。以下に要点をまとめます。
- 柴田ケイコさんは奈良芸術短期大学でビジュアルデザインを学び、印刷会社勤務を経てイラストレーターに
- 29歳で独立し、8年の独学期間を経て43歳で絵本作家デビュー
- デビュー作『めがねこ』は長男の弱視体験がきっかけで誕生
- 『パンどろぼう』シリーズが大ヒットし、累計450万部を突破
- 子育て経験が創作の軸となり、「怒らない大人」を描くやさしい絵本が多い
- 絵本賞を多数受賞し、2025年には『情熱大陸』にも出演
柴田ケイコさんの歩みは、遅咲きだからこそ深みとリアリティに満ちています。
絵本作家を目指す人にとっても、「いつからでも夢は叶えられる」と背中を押してくれるような存在です。
今後もきっと、親子の時間をもっと楽しくしてくれるような新作を届けてくれるはずです✨
6月29日(日)よる11時放送
— 情熱大陸 (@jounetsu) June 22, 2025
MBS/TBS系 #情熱大陸
／#絵本作家／#柴田ケイコ
＼
大人気『パンどろぼう』多忙な創作現場
「持ち味を伸ばす」作品に込める想い pic.twitter.com/IfnVu5bJuT