【なんで?】へずまりゅうの当選に驚きの声続出⁉︎奈良公園の鹿パトロールと市政への本気についてまとめ!

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2025年7月、奈良市議会議員選挙で“あの人”が当選した──。

迷惑系YouTuberとして知られたへずまりゅうさんの当選は、多くの人にとってまさに「なんで!?」という驚きだったはずです。でも、その背景には意外なほど地に足のついた活動と、市民に響いたリアルな声がありました。

本記事では、へずまりゅうさんがなぜ奈良市議に選ばれたのか、その理由や裏側を徹底的に解説します。SNSだけじゃ見えてこない“本当の当選理由”、あなたも知っておきませんか?

目次

へずまりゅうの当選に驚きの声が広がる理由

「えっ、あの人が?」──へずまりゅう氏の奈良市議選当選は、全国的に大きな話題を呼びました。
元迷惑系YouTuberとして名を馳せた過去から、まさかの政治家への転身に「信じられない」という声も多数。

まずは、その“異色すぎる経歴”を振り返りながら、なぜここまで注目されたのかを細く見ていきましょう。

迷惑系YouTuber時代の過激な行動とは

へずまりゅう氏こと原田将大さんが世に出たきっかけは、2019年頃から始めた“迷惑系YouTuber”としての活動です。

一部の視聴者には「面白い」「勇気ある」と受け取られる一方で、世間からはドン引きされるような過激な言動が目立ちました。

箇条書きで代表的な行動を振り返ります。

  • スーパーで刺身を会計前に食べて窃盗で逮捕
  • 人気YouTuber・ラファエル氏に突撃し、仮面を剥ごうとした
  • 首里城再建の寄せ書きボードに落書き
  • アメリカ村で店員に暴言を吐き、威力業務妨害で再逮捕

その行動はエスカレートし、動画が拡散されるたびに炎上。YouTubeアカウントは複数回凍結され、本人は「垢BAN日本記録」などと豪語する始末でした。

実際のところ、この段階では「政治家になる」どころか、社会復帰すら疑問視されていたのが現実です。

やばいにゃ

あの頃は正直、見てるだけでしんどくなる存在だったよね…

逮捕・起訴歴と社会からのバッシング

2020年から2021年にかけては、ついに法的な問題にまで発展。
窃盗や業務妨害などの罪状が認定され、懲役1年6カ月・執行猶予4年の判決が下されました。

この時点でのイメージは「前科者・社会不適合者」というラベルが貼られた状態。
世間の反応も冷ややかで、マスメディアでも「迷惑系YouTuberの象徴」として取り上げられていました。

しかし、そんな過去を持つ人物が、後に市議に当選するとは――誰も予想していなかったはずです。
次は、その“転機”となった奈良での活動について詳しく見ていきましょう。

📌まとめ
・へずまりゅう氏は、迷惑系YouTuberとして数々の騒動を起こし、法的処分も受けていた
・「絶対に政治家にはなれない」と思われていた過去を持っていたが、そこからの大逆転が今回の驚きの背景にある

へずまりゅうの奈良公園鹿パトロールが信頼に変わった

「本当に変わったのかも」──そんな声が出始めたのが、奈良公園での地道な活動でした。
迷惑系として名を馳せたへずまりゅうさんが、なぜ鹿のパトロールを始めたのか。

その背景と、市民の心を動かした“意外すぎる行動力”に迫ります。

外国人による鹿虐待事件をきっかけに始まった活動

すべてのきっかけは、2024年7月にSNSで拡散された一本の動画。
奈良公園で外国人観光客が鹿を蹴り飛ばす様子が撮影され、ネット上に波紋が広がりました。

動物好きだったへずまりゅうさんは、この動画を見て「守らなきゃ」と強く感じたそうです。
その後、住民票を奈良に移し、地元に根を下ろす決意を固めます。

そこから始まったのが、“鹿パトロール”という独自の活動です。

  • 毎日朝8時から夕方まで奈良公園を巡回
  • 弱った鹿や虐待の兆候をチェック
  • 鹿せんべいを自費で配布して観光客と鹿の距離を調整
  • SNSに毎日発信して問題の可視化
なんと!

まさかこの人が、朝から晩まで鹿を守ってるとは思わなかった…

ゴミ拾いやSNS発信で地域に根ざした日々

パトロールだけではありません。
へずまりゅうさんは、公園内でのゴミ拾い活動も毎日行っていました。

外国人観光客がポイ捨てしたゴミや食べ残しを回収し、「鹿が誤って食べてしまわないように」と注意喚起。
特に評価されたのが、その“継続力”と“発信力”です。

  • SNS総フォロワー数約80万人
  • 鹿の現状を投稿し、問題提起を続ける
  • 誰もやらなかった地味な作業をコツコツこなす

この日々の努力が、やがて地元メディアにも取り上げられ、「あのへずまりゅうが変わった?」という声が広がっていきました。

もちろん、過去の印象を拭えない人もいましたが、少なくとも奈良での1年は本気だったのは間違いありません。

📌まとめ
・へずまりゅう氏は、奈良公園の鹿虐待事件をきっかけにパトロール活動を開始
・SNSでの発信と地道な現地活動が「信頼される存在」へと変わる転機に
・「迷惑系」の肩書きを脱ぎ捨てた1年間の努力が市民に届き始めた

へずまりゅうはなぜ市民に支持されたのか?

へずまりゅうさんは、名前と顔が圧倒的に知られていて、しかも奈良で“実際に動いていた”ことが目に見えていた。良くも悪くもインパクトがあって、「口だけじゃなくてやってる」という印象を持った人が多かった様子です。

派手な人に見えて、意外と地道なこともしていた。そのギャップが、票につながったんじゃないでしょうか。
市民に「選んでみよう」と思わせた要因を、具体的に見ていきましょう。

知名度+地道な活動=“選ばれる存在”に

へずまりゅうさんが選挙に強かった最大の理由は、「圧倒的な知名度」と「継続した地域活動」の掛け算です。
SNSでのフォロワー総数はX(旧Twitter)、TikTok、Instagram、YouTubeを合わせて約80万人

選挙戦では特にXを中心に、政策や活動内容を毎日発信していました。

ただの有名人ではなく、“行動している有名人”というポジションを築いたことで、多くの市民の共感を得たと考えられます。

  • 鹿パトロールの動画投稿を毎日継続
  • コメントに即反応し、市民との対話も意識
  • 「やっている姿が見える」という安心感

本気でやってるのが見える。だから信用してもいいかもって思った

市議選は、国政と違って「誰に投票しても劇的には変わらない」と思われがちです。
そんな中、「行動してるなら任せてみよう」という気持ちが広がったのかもしれません。

K-POPイベント予算削減で注目された政治行動

もうひとつ、支持を集めたきっかけが「K-POPイベント予算の削減」でした。

奈良県が進めようとしていた約2.7億円のK-POPイベントに対し、「その予算、鹿や市民のために使うべきでは?」と真っ向から反対。

SNSでの呼びかけや問題提起が話題を呼び、最終的に約2.4億円が削減される結果に。
この件で、へずまりゅうさんは“無駄を止めた人”という新たな評価を得ます。

  • 鹿や環境保護に回すべきと強調
  • 担当部署に直接意見書を提出
  • 「声を上げれば変えられる」と発信し続けた

保守層や無党派層からも「この人、意外とやるじゃん」という空気が生まれたのは間違いありません。

📌まとめ
・知名度だけでなく、地道な活動と行動力が「信頼できる人物像」を生んだ
・K-POPイベント予算を削減した実績が、政治的な信頼の後押しに
・市民は“口だけでなく行動している人”をちゃんと見ていた

へずまりゅうを当選に後押しした選挙制度と戦略!

「なぜこの人が通ったのか…」
そう感じる人が多かった背景には、奈良市議選という“制度的な特性”と、絶妙なタイミングの戦略が関係していました。

ここでは、当選を可能にした制度と戦い方のポイントを解説します。

39人中当選の“広い門”が後押しに

奈良市議会議員選挙は、定数39人という“多枠選挙”です。
立候補者は55人で、上位39人までが当選するというルールでした。

つまり、全体の約7割が当選できる構図。これは「少数精鋭」よりも「中堅~有名人にチャンスがある」選挙です。

今回は2025年7月20日(日)に全国で参議院選挙が行われた日と重なっており、奈良市では以下の3つの選挙が同時に実施されました。

  • 参議院議員通常選挙(奈良選挙区・比例代表)
  • 奈良市長選挙
  • 奈良市議会議員選挙(定数39)

この“トリプル選挙”の効果で、普段よりも投票率が高まり、広く名前が知られている候補が有利に働いたとも考えられます。

へずまりゅうさんは、選挙戦で次のような戦略を取っていました。

  • 政党に所属せず、無所属で出馬
  • 若年層を意識したSNS発信を徹底
  • 投票所でのネームバリューを最大限活用

特に地元では知名度のない候補も多く、比例名簿などもない市議選では、名前のインパクトがものを言います

実際に、へずまりゅうさんは得票数3,191票で3位当選という結果を出し、想像以上の得票を記録しました。
なお、この当選は「奈良市議会議員選挙」によるもので、国政選挙ではありません。

正直、有名人だから票が入ったのかなって思ってたけど…ちゃんと活動してたのは意外だった

批判議員とのトラブルが逆風ではなく追い風に

選挙戦後半では、現職議員から「政治をなめるな」「お前に市政は無理だ」といった直接的な批判を受ける場面もありました。しかし、これがSNS上で拡散されると、逆に「古い政治家VS新しい挑戦者」という構図に。

結果として、次のような空気が生まれました。

  • 「批判されている=怖がられている=変革の兆し」
  • 「既存の権力と戦う姿勢」に共感が集まる
  • 「反骨精神」が若年層や無党派層に刺さった

特に「誰でもDM送れば会える市議になります」といったスタイルが、“近さ”を感じさせ、市民との距離を一気に縮めた要因に。

SNS時代だからこそ、対立や炎上さえも武器に変えることができたといえます。

📌まとめ
・定数39人の多枠選挙は、知名度のある候補に有利に働いた
・既存議員との対立が「変化を起こせる人」という印象に変わり、票につながった
・SNS発信力を軸にした戦略が制度とマッチした結果の“当選劇”だった

定数・立候補者数の比較

  • 2021年市議選
    • 定数:39席/候補者数:47人
  • 2025年市議選
    • 定数:39席/候補者数:55人(過去最多)

定数は変わっておらず、候補者数だけ増加しています。2021年よりも競争率がかなり高まった状況ですね。

投票率と投票数の比較

  • 2021年:投票率50.92% / 有権者約298,780人 → 投票者数 約152,131人(有効)
  • 2025年:投票率62.87%(+11.95ポイント上昇)
    • 2025年の投票者数は正確な数値で公表されていませんが、有権者・無効票数などから推計可能(たとえば188,900票前後かと推測されます)

投票率が大幅上昇し、実質的な投票者数も約40,000人以上増加した可能性が高いです。

この差が示す背景

  1. 投票率の伸び
     参院選・市長選と同日開催だったことから、有権者の関心と投票動員が強まり、投票率が大きくアップしました。
  2. 立候補の増加
     「候補者55人」は過去最多で、幅広い層からの挑戦があった結果。これにより対抗馬が増え、票が分散しやすくなっています。
  3. 有権者の関心の高さ
     へずまりゅう氏という異色候補をはじめ、新旧交代や現職の淘汰への関心も高く、投票行動に影響した可能性がありますね。

結論まとめ

比較項目2021年2025年
定数39席39席
候補者数47人55人
投票率50.92%62.87%
投票者数(有効)約152,131人推計約188,000人超
  • 定数は同じでも、候補者が増え、投票率と投票者数も大きくアップ
  • つまり「競争が激化し、しかも有権者はこれまで以上に投票した」という構図です。
  • 以前なら票が伸びにくい立候補者でも、今回は高投票者数の恩恵を受けやすく、結果的に票数そのものは伸びた可能性があります。

以前の都知事選あたりから、若い世代の政治への参加が少しずつ増えてきたように感じます。
関心の持ち方や意識は人それぞれですが、「とにかく一票を投じに行く」という姿勢が、改めて広がりつつあるのかもしれません。

へずまりゅうはどんな市議になる?今後の公約と課題

「当選はしたけど、ちゃんとやれるの?」──
これが多くの人が抱いている率直な疑問です。

ここでは、へずまりゅうさんが掲げている政策と、期待と不安が入り混じる今後の活動について整理してみます。

外国人問題・メガソーラー・給食無償化など注目政策

選挙戦中に打ち出していた政策は、意外にもかなり具体的で“市民生活に密着”したものが多くありました。

以下に、主な公約とその内容をまとめた表を掲載します。

政策テーマ内容補足
鹿の保護・環境整備奈良公園の鹿を守るための法整備推進現場活動の延長としての提案
小中学校の給食無償化子育て支援と教育格差の是正若年層支持の獲得に直結
外国人観光客のマナー対策鹿虐待・ゴミ問題の改善鹿パトロールで得た知見を活用
メガソーラー開発反対環境破壊への懸念から反対姿勢を表明環境保守層に刺さる公約

特に注目されたのが、「鹿の保護」から「子育て支援」「都市計画」まで、テーマが広く、かつ“現場目線”だったこと。
これは迷惑系時代とはまったく違う姿勢であり、「変わったんだな」と感じさせる材料でもあります。

意外とまともな政策を言ってるし、考えがブレてないのは好感持てる

今後は、これらの政策をどこまで実現できるかが、真の評価につながっていくでしょう。

「誰でも会える」インフルエンサー議員としての可能性と不安

へずまりゅうさんが選挙期間中、何度も口にしていたのがこの言葉。

「誰でもDM送れば会える市議になります」

この発言は、市民からすれば“めちゃくちゃありがたい”と感じる一方で、以下のような懸念も存在します。

  • 誹謗中傷やスパムにどう対応するのか?
  • 情報の扱い方にリスクはないのか?
  • 一人で対応しきれるのか?

政治家としての立場は、炎上系YouTuberの頃とは違います。
発言や対応のひとつひとつが“市政全体の信頼”にも関わるため、行動力と同じくらい「慎重さ」も求められます。

今後のへずまりゅう市議が、どうバランスを取りながら活動していくのか──。
注目は続きそうです。

📌まとめ
・現場目線の政策と、意外と堅実な公約が市民の関心を集めた
・「誰でも会える市議」というスタイルが期待される一方で、情報管理や対応力への課題も
・これからが本当の“試されるフェーズ”に入った

よくある質問とその答え

Q: へずまりゅうさんは本当に“迷惑系”から変わったんですか?
A: はい。かつては迷惑系YouTuberとして数々の炎上行為で注目されていましたが、奈良に移住後は鹿パトロールやゴミ拾いなど地道な活動を毎日継続。SNS発信も穏やかで、地域に根ざしたスタイルに変化しています。

Q: 奈良市議選はどんな選挙だったんですか?
A: 2025年7月20日(日)に行われた選挙で、奈良市では参議院選・市長選・市議会議員選の“トリプル選挙”が同時に実施されました。市議選は定数39人で、有名人や無所属でも当選しやすい特徴がありました。

Q: へずまりゅうさんが掲げた政策って、どれくらい本気なんですか?
A: 内容は意外と具体的で、市民目線に立ったものが多いです。鹿保護、給食無償化、メガソーラー反対などを掲げ、特にK-POPイベント予算削減の実績が“行動できる人”としての評価に繋がっています。

Q: なんで市民はへずまりゅうさんを選んだの?
A: SNSなどで“本当に行動している姿”を発信し続けていたことが大きいです。炎上ではなく、地元でのリアルな活動が市民の信頼を集め、「名前を聞いたことがあるから」だけではない理由で票が集まりました。

Q: 市議として大丈夫?問題はないの?
A: 現時点では真面目に取り組んでいる印象ですが、情報発信のリスク管理や、市民対応の負担といった課題もあります。今後の行動が本当に問われるフェーズに入りました。

まとめ

今回の記事では、へずまりゅうさんの奈良市議選当選について、驚きの背景から今後の課題までを詳しく解説しました。
以下にポイントを整理します。

  • 元迷惑系YouTuberが、奈良で地道な地域活動を継続
  • 鹿パトロールやゴミ拾い、SNS発信で市民の信頼を獲得
  • K-POPイベント予算削減の実績で「行動できる候補」に
  • 定数39人の多枠選挙と“トリプル選挙”の影響で知名度が有利に働いた
  • 政策は具体的で市民視点、だが情報管理や実務力への不安も

このように、話題先行ではなく「行動の積み重ね」が当選の大きな要因でした。

読者の皆さんには、今後のへずまりゅう市議がどのように市政に向き合っていくのか、引き続き注目していただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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