「熾烈な権力争いをめぐる、サバイバル医療ミステリー」としてテレビ朝日でドラマ「グレイトギフト」が始まりました。
主演の反町隆史さんといえば「熱血！」なイメージが強いですが「グレイトギフト」では葛藤し苦しむ不甲斐ない「うだつの上がらない」藤巻達臣という病理医を演じています。
しかし、この藤巻龍臣がいかに戦い抜くかが見どころで、ストーリー展開にも期待が持てます。
グレイトギフト考察、藤巻達臣の今後の行動や変化を第一話から最新話までまとめいきたいと思います。
【グレイトギフト考察】藤巻達臣について
明鏡医科大学附属病院病理部の病理医。患者とのコミュニケーションをとることが苦手な性格で、最終診断の要であり、人の命を守る最後の砦になれるという思いから病理医になった。病院内ではうだつが上がらず、周囲の職員から見下されている。元看護師の麻帆と結婚し、一人娘・あかりが生まれるが、優柔不断な藤牧に真帆は幻滅し、今では夫婦仲も完全に冷え切っている。しかし、その人生は殺人球菌「ギフト」の発見によって激変！重い病に倒れた麻帆の治療の道を探るために奔走する中、球菌をめぐる熾烈な権力争いの渦中に巻き込まれていく。
引用：テレビ朝日「グレイトギフト」
明鏡医科大学附属病院病理部の病理医
藤巻達臣は病理医としてのプライドがあり、物置に自分だけの研究室を持つほど情熱がある様子。
それは「人の命を守る最後の砦」だからこそなのかもしれません。
殺人球菌「ギフト」を見つけた時、その球菌を見て思わず美しいという言葉が出てしまうほど、この世界に魅了されていることもわかります。
病理部の人間関係
病理部に病理医の伊集院薫、検査技師の久留米穂希、奈良茉莉がいます。
彼らも藤巻達臣に対する態度は尊敬とは違う雰囲気です。
伊集院薫
伊集院薫は藤巻達臣を馬鹿にしていて病理解剖するときにスマホゲームを注意される。
奈良茉莉を食事に誘い口説いている。
そして、、、第二話ではギフトの情報から白鳥理事長を脅迫し、ギフトによって死亡するという、、、
久留米穂希
久留米穂希は検査技師として実直に仕事をしている。
そして藤巻達臣の動向を常に気にしていて、ギフトに対しても関心が強い！
人の気持ちはわからないけれど、言葉の意味を捉えるのはうまい。
今後、藤巻龍臣との関係が気になるところ。
奈良茉莉
奈良茉莉は検査技師としての仕事もこなしつつ、世渡り上手でお調子者？
今後の動向が気になるところ。
藤巻達臣の妻と娘
妻の藤巻麻帆は元々明鏡医科大学附属病院の看護師。
そして今は「拡張型心筋症」の患者として入院している。
藤巻達臣は妻と娘の前では情けない夫であり父です。
この状況がどのように変化していくのか、これからの見どころ！
ドナーをまち、また治療のための心筋細胞シートを利用したいけれど、厚労省の許可が下りていない状態。
状況はあまり良くありません。
藤巻麻帆
藤巻麻帆は関わる医師たちとは会話していますが、夫である藤巻達臣を見る表情はとても冷たく、会話もなし。
一見、冷え切っているように見えるけれど、そこに藤巻達臣に対するメッセージがあるのかもしれません。
治療に必要な「心筋細胞シート」を手に入れるために殺人球菌「ギフト」を利用し理事長を脅迫してしまった藤巻達臣…。
妻を思う愛が動機だけれど、これでさらに藤巻達臣は利用されてしまうのです💦
藤巻あかり
藤巻あかりは藤巻達臣と真帆の大事な一人娘。
母親不在の家庭の家事をしているけれど、父親との意思の疎通が難しく、とても反抗的な態度をとっている。
母のことが心配で、不甲斐ない父親にイライラしているけれど、これから先、どうなってしまうのでしょうか、、、
【グレイトギフト考察】第1話：殺人球菌「ギフト」の発見
第一話で藤巻達臣は殺人球菌「ギフト」を発見してしまい…。
この名前は通称であって、実際にギフトは世に全く知られていない新種の殺人球菌です。
この「ギフト」は明鏡医科大学附属病院に検査入院していた元総理大臣「愛宕克己」が急死したことによって発見されました。
ただ、一見「急性心不全」という診断しかつかず、殺人の可能性を感じた藤巻達臣が首筋にある「ほくろ」を調べてわかったもの。
殺人球菌「ギフト」によって殺された人には首筋にほくろができるのが印です。
藤巻達臣は殺人球菌「ギフト」に対して『感染拡大を防ぐために国の調査機関に詳細な研究調査を依頼するべき』と理事長に伝えますが、奥野信二理事長に蔑ろにされてしまいます。
病理部の国崎教授が病気で寝たきりなのに、ずっと居座っているのは、お前があまりにも不甲斐ないからだよ！
藤巻達臣に厳しい奥野信二理事長。
ここの「国崎教授」という人物は相関図にもいないので、これから注目される人物の可能性ありですね。
殺人球菌「ギフト」を最初に使った人物は？
藤巻達臣によってギフトは見つけられましたが、誰が作為的にギフトを利用したのかが今の所わかりません。
疑わしい人物は以下の人たちになります。
安曇杏梨
安曇杏梨は会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナー。
彼女は殺人球菌「ギフト」で死んだ元総理大臣の「愛人」。
遺産目当てに元総理大臣を殺したのではないかと疑われていますが、、、
政財界などが秘密に集まる会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナーだからこそ、全てを知っていそうで今後の動きにも注意です。
ギフトで殺された前理事長、奥野信二とも良い仲で、次の理事長、白鳥稔のことを狙っている様子です。
「私は力のある人が好き」という言葉が彼女を表しています。
本坊巧
本坊巧は明鏡医科大学附属病院の事務長。
前理事長の奥野信二の腹心であり、お金の管理を任されています。
また、安曇杏梨に密かな思いを抱いています。
藤巻達臣が殺人球菌「ギフト」を見つけたとき、その場にいた人物でもあるので、今後も要注意の人物です。
殺人球菌「ギフト」を利用しはじめた人物
どこの誰がギフトを始めに使い始めたかわかりません。
（元総理大臣だけではなく、他の入院患者までこの「ギフト」に感染していました。）
ただ、この殺人球菌「ギフト」は野望のある人間にとって最高のものになります。
白鳥稔は明鏡医科大学附属病院心臓外科の教授です。
人格的にも優れていて、腕も確かなトップドクター。
藤巻達臣の妻、真帆の主治医でもあります。
より良い医療を追求したくて院内改革を率先してきたが、理事長戦で敗北。
藤巻達臣は信頼をしていた白鳥稔に殺人球菌「ギフト」を隠し通せないことを相談すると、この「ギフト」を自分の野望のために利用し、藤巻達臣を同士として利用するように。
自分の邪魔をするものを殺していくという行動を始めます。
理事長だった奥野信二を殺したのはこの白鳥稔です。
人の命をなんだと思ってるんだーー！こんなに人格が豹変するなんて思ってなくてびっくりです💦
しかも藤巻達臣を巻き込み、妻の真帆を人質にギフトの培養を依頼するなんて、、、人間じゃない。
消印のない謎の手紙
消印のない藤巻達臣宛の手紙が届き、犯人が病院内にいるということわかりました。
藤巻先生
私の球菌を勝手に使いましたね
代償を払っていただきます。
【グレイトギフト考察】第2話：新たなる犠牲者
殺人球菌による奥野信二理事長の殺害。
これは心臓外科医、白鳥稔が仕組んだものでした。
白鳥稔への信頼から、一変して共謀者になってしまった藤巻達臣。
妻の担当医でもある白鳥稔に逆らうことができません。
しかも、この2人の行動に不信感を持っていた病理医の伊集院薫がなんとお金目当てに脅迫してきたのです。
しかし、このお金目当ての脅迫に対し、白鳥稔はギフトを利用し伊集院薫を殺害。
藤巻達臣はギフトによる犠牲者が増えることに黙っていられるのでしょうか？
【グレイトギフト考察】第3話：3人目の犠牲者と真犯人
白鳥稔の暴走は止まらない。
ついには郡司博光も巻き込み、新たなターゲット悪名高い副議長、大泉篤を殺害。
藤巻達臣は「2人で大泉篤議長を救おう」という郡司博光を信頼し、接待ゴルフに同行しました。
でも、それは白鳥稔と郡司博光の策略でした。
自分が培養している「ギフト」でさらなる犠牲者が出て藤巻達臣は失望します。
しかも、妻である藤巻麻帆の手術を天秤にかけられ、さらに「ギフトを培養するように」との指示。
絶望し、自らギフトで死のうとしているところを久留米穂希に止められます。
藤巻先生に好意を持っているからこそ、放っておけない。
久留米穂希も謎の多い人物。
藤巻達臣は彼女が真犯人ではないかと疑っていたのに突然の告白で動揺しています。
彼女の過去と、この殺人球菌「ギフト」が関係がありそうです。
久留米穂希は言葉を駆使できることを忘れてはいけません！
【グレイトギフト考察】第4話：ギフトが盗まれ利用される…
久留米穂希からの好意は藤巻達臣への尊敬からのものでした。
恋愛感情は全くありませんでしたし、2人は今までの情報を共有しあって「始めにギフトを利用した人」を探し出し、特効薬などを1日も早く作ろうとラボで作業していました。
しかし、そのラボは本坊巧によって盗聴され、そしてギフトが偽物とすり替えられ、新たな殺人が起きていました。
なんと本坊巧がギフトを闇で販売していたのです。
ビジネスパートナーとなりこれからも闇で販売をしようと強制する本坊巧。
▶️グレイトギフト！本坊巧が真犯人？純愛を貫くには命の犠牲が必要なのか？
しかし、それは郡司博光にも全てバレていて、本坊巧の計画はなくなり、そして闇の取引相手もギフトによって郡司博光が殺害。
郡司博光がギフトをグレイトギフトと呼び、自分を皇帝と呼べと言い出す。
そして郡司博光は白鳥稔の座を奪おうとしているのです。
殺人球菌「ギフト」によって人の心は翻弄され、病院こそ命を守る正義の場所なのに、完全に医師の倫理は崩壊。
しかも藤巻達臣は常に足元を見られ、正義に立ちたいのに共謀してしまっているという状況。
誰が本物の皇帝だ⁉︎
郡司先生です…
なんだか、藤巻先生、正義に立ちたいのに利用されまくっちゃって、この負のループからどうやって抜け出すの？最悪！
藤巻麻帆の心境の変化？
藤巻達臣の妻の手術は無事に成功し、合併症もなく、リハビリをしている状態。
夜間、差し入れのプリンを届けたところ「私はプリンが好きじゃない」と冷たく告げてきた。
「神様からもらった新しい命」と自分の回復を受け止め、今後の生き方について真剣に考えている様子です。
思わず離婚を迫られるのでは？と藤巻達臣は身構えるのだけど、どうやら何か他のことを考えている様子です。
今後の動きに注目ですね。
【グレイトギフト考察】第5話：郡司博光と藤巻真帆の関係が明らかに⁉︎
郡司博光がいわば「皇帝」となり、明鏡医科大学附属病院の理事長の椅子を狙い、その手助けをしなくては行けないという状態。
殺人球菌「ギフト」をこれ以上作りたくないと言えば「嫁さんの命を守るために作れ」と言われてしまうのです。
また、白鳥理事長を裏切っていることがバレないようにと念を押されています。
「打倒！郡司博光」が思わぬ展開に…
闇の売買と郡司博光の手引きによってこれから殺人球菌ギフトを作らなくてはいけません。
久留米穂希には黙っていましたが、事務長の本坊巧によってバラされてしまう始末。
▶️「グレイトギフト考察」久留米穂希ー本坊巧事務長の策略はレベルが低い？
「打倒！郡司博光」と意気込む本坊巧が言うには「郡司博光は不倫をしている」と言うこと。
スキャンダルご法度だからこそ郡司の不倫相手を見つければ、譲歩させることができる！と作戦を練るも、なんと郡司博光の不倫相手は藤巻達臣の妻、麻帆なのでした、、、
困ったにゃでも、郡司博光の不倫相手は麻帆だけじゃない！！
看護師長の鶴下綾香とも不倫してる！
やばいにゃでも鶴下綾香看護師長は麻帆との不倫に気づいているよー！
全ては妻のためだったのに…
僕は妻を救いたいんです！
あなたの不倫のこと、病院中にバラします！
スキャンダルは理事長選の時の致命傷になる、いいんですか？
気づいてたかーーー！
（一か八かだったか、認めた）
まずいんじゃないですか、病院の中であんな関係になるなんて。
僕は妻の命を救うんだったら、なんでもするつもりです。
①藤巻達臣は、麻帆を守るために殺人球菌「ギフト」を作るように脅されており、
②（藤巻達臣は）郡司博光に麻帆を転院させるよう要求しているが、
③藤巻達臣は麻帆と郡司博光の不倫を知らず、看護師長の鶴下綾香との不倫のスキャンダルを暴いたと誤解しており、④一方で郡司博光は、麻帆との不倫がバレたと勘違いし、麻帆に転院を勧めている状態。
冴子アンジャッシュ！
泣ける！2人の会話を聞いてしまう藤巻達臣…
なんとも切ないシーンです。
この時、離婚を切り出す麻帆。
郡司博光と入院する前から関係があったこと、それについての謝罪。
しかし、いつも孤独だったことを告白されます。
また、娘のあかりも父に対する「経済への感謝の言葉」があっても、存在への不満を打ち明けられました。
深刻だにゃ麻帆や娘のあかりにとって「父親」として「夫」としての藤巻達臣には大きな不満があったようです。
研究一筋で家庭を顧みない藤巻達臣に愛想をつかしているだけではなく、理不尽も感じていた様子でした。
クレバーさんカサンドラ症候群っていう感じなのかな？
コミュニケーションや情緒的な相互関係を築くことが難しく、アスペルガー症候群の人の身近にいる人に不安や抑うつなどの心身の不調を来す状態のことを言います。
裏切りの連続…！
あまりのショックで取り乱す藤巻達臣。
やばいにゃそれはそうですよね、、、この後ラボで大騒ぎ、、、しかし、ダブル不倫が明らかになることによって新たなギフトによる殺人が！
ワアーーーーーーーー！！！！
藤巻達臣が取り乱している姿を見て、何かを察する看護師長の鶴下綾香。
直後に親密そうな郡司博光と麻帆の姿を見て2人の不倫が確かなものだと悟り、白鳥理事長の元へ向かいます。
そして、白鳥理事長から殺人球菌「ギフト」を手に入れます。
困ったにゃ白鳥理事長を郡司先生が殺そうとしていると言い、代わりに私が郡司先生を「あの毒（ギフト）」で殺すと言う鶴下綾香。
しかし、鶴下綾香が殺そうとしたのは麻帆でした。
白鳥理事長に偽物を持たされ、そして逆に鶴下綾香は白鳥理事長に殺されてしまうのです。
鶴下綾香の死に悲しんでいる郡司博光のそばに行く藤巻達臣。
「なんで妻と…」と伝えるのだが「2人愛せる時もある」と答える郡司博光。
「（ギフトのことを）もう止めましょう」と言う藤巻達臣に「真相を教えてやる」と言う郡司博光についていくと、、、
あぁ、お気になさらず、彼らはみんな、私と志を同じにしたチームですから。ここからギフトの新たなステージが始まります。
「裏切られていたのか⁉︎」
藤巻達臣は誰を信用したらいいのでしょうか、、、、
【グレイトギフト考察】第6話：逆襲編！
少々お待ちください！
【グレイトギフト考察】第7話：ギフトの創造者出現！
少々お待ちください！
【グレイトギフト考察】第8話：最終章
少々お待ちください！
まとめ
今のところ、真犯人はまだまだわからないところ。
藤巻達臣はさらに追い詰められていきます。
以下の人物は殺人球菌「ギフト」となんらかのつながりがあり、変貌していく可能性があります。
- 会員制ラウンジ「アルカナム」のオーナー、安曇杏梨
- 明鏡医科大学附属病院の事務長、本坊巧
- 明鏡医科大学附属病院心臓外科の教授、白鳥稔
- 病理部で病気で寝たきりの国崎教授（相関図にはなし）▶️第4話にて退任させられ、藤巻達臣が国崎教授の後任となった様子。
殺人球菌「ギフト」は誰がどんな目的で作ったのか、そして、藤巻達臣は妻を救い、自分を救うことができるのか？
グレイトギフト考察、藤巻達臣の今後の行動や変化を続けて追記していきますので、お楽しみに！