戦禍で世界的バレエ団を率いる寺田宜弘さん。
どんな試練にあっても、芸術に対する情熱を燃やし続ける姿には感動します。
寺田宜弘さんの経歴と妻や家族について、ウクライナ国立バレエ団を率いる日本人の彼についてまとめました。
寺田宜弘の経歴と妻や家族について!
寺田宜弘さんは、ウクライナ国立バレエの芸術監督を務める日本人です。
家族は両親と兄の4人家族。
ウクライナの方とご結婚されているようです。
寺田宜弘さんは11歳で単身ウクライナに渡り、バレエダンサーとして活躍した後、現在はウクライナ国立バレエの芸術監督として、同バレエ団の改革と発展に尽くしています。
寺田宜弘の経歴
- 1976年 京都市生まれ
- 1987年 11歳で単身ウクライナへ留学
寺田宜弘さんは11歳で単身キエフに渡り、日本人初の旧ソ連国費留学生としてキエフ国立バレエ学校で学ばれたそうです。
「8人部屋の寮生活で、水も食料も十分でないペレストロイカの時代。でも皆が大きな夢の下に助け合い、つらいと感じたことはなかった」
引用:News Week 日本版
- 1995年 キエフ国立バレエに入団
- 2006年 ソリストに昇進
- 2016年 キーウ国立バレエ学校芸術監督に就任
- 2020年 ウクライナ国立バレエ芸術副監督に就任
- 2022年 ウクライナ国立バレエ芸術監督に就任
主な受賞歴
1995年 セルジュ・リファール国際コンクール入賞
2003年 ウクライナ功労芸術家
2016年 ウクライナ人民芸術家
2023年 ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」
芸術監督は、劇場や歌劇場などの芸術面を統括する責任者です。演目・演者の選定、予算管理、スタッフ指導などを行い、芸術性と商業性のバランスを保ちながら運営します。芸術に関する深い知識と経営手腕、リーダーシップが求められます。
寺田宜弘の家族
- 両親と兄の4人家族
- 父は寺田博保氏、母は高尾美智子氏で、共にバレエダンサーであり、寺田バレエ・アートスクールの創立者
- 兄は寺田健人氏で、医師として活動
- 妻とは2013年に結婚(アナスタシアさん・ウクライナ出身)
寺田バレエ・アートスクールは京都に3校の教室を持ち、また、京都以外にあるようです。
寺田宜弘はウクライナ国立バレエを率いる日本人
「戦争に芸術をつぶさせるわけにはいかない。私の戦う場所は、舞台。舞台の上で戦い、平和を求める」
引用:News Week 日本版
寺田宜弘さんは、2022年12月にウクライナ国立バレエ芸術監督に就任した日本人初の芸術監督です。
彼はウクライナ国立バレエを再びまとめ上げ、レベルをさらに発展させる責任を感じています。
戦争で苦しい時期ではありますが、ウクライナと日本のバレエファンのために、絶対に失敗できないという強い意志を持っているそうです。
想像もできないほどの試練がウクライナ国立バレエ団にあったことと思います。
寺田宜弘さんはロシアによる軍事侵攻後、国外に逃れたダンサーらの受け入れ先を探すなどの支援を続けていたそうです。
2月25日(日)よる11:00放送
— 情熱大陸 (@jounetsu) February 18, 2024
MBS/TBS系 #情熱大陸
芸術監督 #寺田宜弘#ウクライナ国立バレエ
戦禍で世界的バレエ団を率いる
侵攻から2年 新作に込めた希望 pic.twitter.com/y8A0ExtpTT
まとめ
寺田宜弘さんの経歴と妻や家族について、ウクライナ国立バレエ団を率いる日本人の彼についてまとめました。
- ご家族は4人家族で両親と兄、またご結婚されていてウクライナ人の奥様がいる。
- ウクライナ国立バレエ芸術監督に就任した日本人初の芸術監督。
芸術に命をかけ、ウクライナのため、また日本のために活動する寺田宜弘さん。
これからの活躍も心から応援します!