フジコ・ヘミングさんを検索してみると「下手」というキーワードが出てくることに気づきました。
フジコ・ヘミングさんの演奏に感動したものの一人としては、なぜそのようなキーワードがあるのが不思議です。
ただ、クラッシックは伝統的なもので、厳しい評価があるのも現実。
フジコ・ヘミングのピアノが下手と言われる理由は何なのか、賛否両論について徹底解析してみました。
フジコ・ヘミングのピアノが下手と言われる理由は何⁉︎
クラシック音楽の演奏においては、作曲家が残した楽譜を忠実に理解し、その時代の背景や作曲家の意図を考慮に入れて演奏することが一般的です。
このアプローチによって、作品が持つ本来の表現や感情が適切に伝えられるとされています。
#フジコ・ヘミング さんの訃報がありました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
— NO MUSIC, NO LIFE. (@TOWER_NMNL) May 2, 2024
音楽に留まらず、ファッションやライフスタイルなど、その強烈な個性は多くの支持を集めていました。https://t.co/Scqn17jMOY pic.twitter.com/Yadytral6d
フジコ・ヘミングの演奏に賛成の視点は?
フジコ・ヘミングさんの訃報を知り、たくさんのファンの方がその死を惜しんでいます。
彼女の演奏を心から愛している方の意見を「賛成」として、その視点をまとめてみました。
私もファンの一人として、上手い下手では語れないと思っています。
ただ、彼女の奏でる音は情熱的で、まるで彼女の分身が音になったような感覚を覚えます。
感情の表現が豊か
フジコ・ヘミングさんは感情表現を非常に重視しています。
彼女の演奏は、音楽の感動的な側面を引き出し、聴衆に深い感情移入を促すことができると評価されています。
私のコンサートに何度も来てくださる人々は素晴らしい方たちだと思います。つまり、私の芸術、私の思い、動物や弱い者に対しての哀れみなどを心で感じてくださる日本人たちで、心からありがたいと感謝しています。
フジ子・ヘミングさんは
— rain@hamu (@rain01253) May 2, 2024
唯一好きなピアニストだった。
20年以上前に大ヒットした際は、
親父が買ったアルバムを
毎日のように聴いてた。
感情のままに弾くピアノが
大好きだったな。
ご冥福をお祈りします。
フジ子・ヘミングさん……。大学生の頃だったかな、よくCDを聴いていて、一度だけコンサートにも行った。一曲弾き終わる度にグランドに大事そうに手を置き、胸に手を当てて拍手を受ける姿が印象的だった。唯一無二の音を出す方で、当時生きてくのもしんどかった私は随分救われたものです……。
— みれい (@nana_mirei) May 1, 2024
クラッシックが親しみやすい
フジコ・ヘミングさんの演奏はテンポがゆっくりめで聞きやすく、クラシック音楽を普段聞かない人々にも親しまれてきました。これにより、より幅広い聴衆にクラシック音楽を届けることができたのです。
フジ子・ヘミングさんが亡くなった🥲
— emiko(*_*) (@emiemi0205) May 2, 2024
彼女のピアノは好きだったなぁ〜
自由な表現で弾く人だったから評価される様になるまでいろいろあったみたいだけど私は好き🙂🎹
CD出してみようかな💿
フジコ・ヘミングの演奏に反対の視点は?
フジコ・ヘミングさんの演奏は、彼女の独特なスタイルと解釈により、クラシック音楽の新たな魅力を提供していると評価されていますが、伝統的な演奏方法を好む一部の聴衆からは異なる意見があるのも事実。
音楽の演奏と評価は非常に主観的なものであり、その価値は聴く人それぞれによって異なります。受け取った人の感覚でいいのです!
評価は公平であるべきで、下手と思う人がいてもいいかと。
演奏のアイデンティティの強さを上手いとするのならばフジ子・ヘミングは知名度的にもトップクラスに上手いとなるかもしれない
— Toukaishumi (@Toukaishumi) May 20, 2020
上手いの基準は相対的で前提で幾らでも変わる
楽譜の忠実性
伝統を重んじるクラシック音楽愛好家の中には、作曲家が意図した楽譜の厳密な再現を最も重要視する人もいます。
フジコ・ヘミングさんの自由な解釈やテンポの調整は、この観点からは楽譜からの逸脱と見なされることがあります。
クラッシック音楽が伝統として受け継がれている「良さ」もありますが、レコーディングのようにコピーしていくものでもないですよね。
作曲家や時代や意図を理解して、今の時代にどう伝えるかという想像力が常に求められています!
技術的な精度
フジコ・ヘミングさんの演奏が技術的な完璧さよりも感情表現に焦点を当てているため、一部の批評家は技術的な面での欠点を指摘することがあります。
16歳で聴覚を失い、治療に励み40%回復させ90歳を過ぎるまで演奏活動を続けたフジコ・ヘミングさん。
完璧なコンディションではなくても演奏活動を続けたのは偉業だと思われます。
私的お気に入り作曲者別クラシックピアニスト
— 夏藤涼太 (@hondobo) November 14, 2015
・モーツァルト・ベートーヴェン→ペライア一択。内田光子は別に。
・ショパン→ポリーニ。一部はアシュケナージ。ホロヴィッツとかルーヴィンシュタインは別に。
・リスト→上手いのはシフラ。上手い下手を超えた魅力を感じるのがフジ子・ヘミング
間違えたっていいじゃない。機械じゃないんだから。
まとめ
フジコ・ヘミングのピアノが下手と言われるの理由は何なのか、賛否両論を徹底解析してみました。
フジコ・ヘミングさんのピアノ演奏は、そのユニークなスタイルと解釈で賛否両論を呼びましたが、彼女の音楽が多くの人々に感動を与えたことは間違いありません。
テンポがゆっくりめで感情豊かな演奏は、クラシック音楽の新たな魅力を引き出し、聴く人々に深い共感を呼び起こしてきました。
彼女の訃報に接した多くの音楽ファンが彼女の死を深く悼んでおり、彼女の遺した音楽的遺産が今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました。